ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  702 (西太良→羽月 11)

2010年06月15日 23時25分08秒 | Weblog
 701の写真の右側を写してみました。

 左が羽月川、右が川内川です。

 右の排水口に建っている施設の向こうに土砂が向きだしになっている山が見えています。


 実は、その下を、宮之城線とともに昭和12年12月12日に全線開通した山野線が走っていました。
 その近くに西菱刈駅もありました。

 現役時代には、両線を走る車両をセットにした写真もあったのかもしれませんね。
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国鉄・宮之城線の今  701 (西太良→羽月 10)

2010年06月15日 23時05分32秒 | Weblog
 これが現在の姿です。

 左側の国道の橋のすぐ右側を併走するように宮之城線が走っていました。

 写真の奥、国道の橋が向こう岸についた辺りに河川敷へ下りていく道が見えますが、その辺りに線路はつながっていました。


 それにしても、素敵な青空の日、富士山のような美しい形の鳥神岡、はるか向こうの国見山地、広々とした大口盆地です。

 そうそう、橋の下を流れる川内川は、右の方で、奥へと流れていく羽月川、右へと続く川内川の合流ポイントです。



 宮之城線は、川内を出発した直後、平佐・天辰地区で川内川と併走し、皿山・白浜間で初めて川の流れを臨みながら走りました。私が幼心に記憶している宮之城線の姿です。
 そして、最も川内川に近い場所にある楠元駅を出発してから先は、川内川を臨むことは一度もありませんでした。

 九州第2の長さの河川に付随した鉄道であったにもかかわらず、そして、川内川の水運の代替機関であったにもかかわらず、宮之城線はコース全体の9割を走ってから初めて、川内川を渡ることになります。
 そして、これは最初で最後の川内川との交差でもあります。
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国鉄・宮之城線の今  700 (西太良→羽月 9)

2010年06月15日 22時59分23秒 | Weblog
 №700となりました。

 という記念ってことで、たっちゃんさんのご好意により、たっちゃんさんのブログより拝借した川内川を渡っている宮之城線の写真を掲載させていただきました。

 川の流れの中に4本のたくましい橋脚がそびえ立ち、それに架けられたガーターの上を気動車が走っていきます。

 この鉄橋は航空写真にもしっかり写り込んでいました。
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国鉄・宮之城線の今  699 (西太良→羽月 8)

2010年06月15日 22時31分19秒 | Weblog
 舗装されている道路はここまでです。

 ここからは右折して住宅に挟まれた方へ行くか、左折して国道に出るしかありません。
 線路はこの先の砂利道へと伸びていました。

 が、ここで、現在の様子と鉄道現役時代の大きな違いを踏まえておかなければなりません。

 この交差点は踏切になっていました。

 現在では、交差点から約60mほどで「ある場所」つまり川内川の堤防にぶつかります。

 左隣りに写っている国道の橋は同じ辺りから橋として、宙に浮いているのですが、1974年頃の航空写真を見ると、この橋はまだ存在せず、もう少し西側にありました。まだ橋脚が立ったばかりだったようです。



 では、線路はどうなっていたかというと、現在堤防のある辺りから先にも田んぼが広がり、川の流れのすぐそばまでありました。
 ですから、1974年頃、現在の堤防から川にさしかかるまでの区間が築堤だったのか、橋脚の短い鉄橋だったのか判然としません。
 
 航空写真では線路の横に濃い影が写っているので、鉄橋になっていたものと推察されますが・・・
 
 
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国鉄・宮之城線の今  698 (西太良→羽月 7)

2010年06月15日 22時24分57秒 | Weblog
  697の場所を国道側から見てみました。

  徐々に登りになっているのがよく分かると思います。
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国鉄・宮之城線の今  697 (西太良→羽月 6)

2010年06月15日 22時19分53秒 | Weblog
 切り通しの部分は離合が恐いほど狭かったのに、もうセンターラインが引けるほど広くなりました。

 少しずつ登りになっていますが、これはこの先にある「ある場所」を越えるためです。
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国鉄・宮之城線の今  696 (西太良→羽月・5)

2010年06月15日 22時02分30秒 | Weblog
 切り通しを抜けました。

 路肩の先が少しくぼんでからコンクリートブロックで盛り土してあります。

 そのブロックの手前に、ちょこっと境界標を見つけましたよ。
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