6月10,11日、水上宝台樹キャンプ場にて、群馬県勤労者山岳連盟のビバーク体験講習会が開催され参加しました。
これまでも、単独行で山行を実施する際には、ツエルトをザックに入れていました。今回は、山行中に下山ができないとき山中でやむを得ずビバークしなければならないときの注意点や方法について学びました。
小雨が降り、講習会はどうなるかと心配でしたが何とか実施しました。
ツエルトの張り方や、たき火の方法について教えていただきました。
木の幹を使ってツエルトを張りました。
私のツエルトです。
他の方のツエルトです。
キャンプ場の枯れ枝を集めてたき火をしました。枝が濡れていても結構着火するものだと感心しました。キャンプ場は直火でのたき火は禁止されていたのでかまどを利用してやりました。ポイントは、枝の組み方でした。着火すれば濡れていた枝も次第に乾燥して燃えると言うことでした。SOSの煙の出し方も教えていただきました。燃えているところに葉をどぱっと被さるように載せることで煙が出ることが分かりました。
たき火
夜は、参加したメンバーとの交流会でした。
翌日は天候も良く、武尊山へ登るメンバーもいました。わたしは、裏見の滝を見学して帰宅しました。いつかこのルートで武尊山に登ってみたいと思いました。
日帰り山行では、寝袋などは持ちません。今回は、日帰り山行時の設定でビバークしました。持っていた防寒着を着込み、ザックの中に足を入れ、アルミホイルのレスキューシートを体に被い寒さをしのぎました。ツエルトの中にテントシートを敷き寝ましたが、マットはないので地面は固く寝心地が悪く、寒さもあり何度も目を覚ました。でも無事朝を迎えることができました。
山中で遭難した時の、ビバークして下山するための方法を体験することができました。
キャンプ場から谷川岳を臨む