4月26・27日、1泊2日の山行に出かけました。
景鶴山(2004m 日本三百名山)は、残雪期でなければ登れない山ということでいつか来てみたい山でした。今回思いがけなくSリーダーからお誘いを受け参加することになりました。体力的に不安があっての参加です。
1日目
快晴に恵まれすばらしい山行になりました。鳩待峠から山ノ鼻、竜宮十字路、見晴(檜枝岐小屋)というルートです。鳩待峠には、スキーやスノーシューを持ってたくさんの登山者が訪れていました。
昨年5月にアヤメ平に来たときとは違って、1ヶ月早いと雪がたくさんありました。雪原をしっかり踏みしめて歩きました。至仏山や燧ヶ岳、一面雪に覆われた尾瀬ヶ原、すばらしい景色です。この時期しか味わえない景色です。
竜宮小屋前で昼食をとり
30分ほどで宿泊先の檜枝岐小屋に12時頃つきました。
26日が小屋開きと言うこともあって満室とのことでした。
夕食まで時間があったので、ピッケルを使って小屋前の雪の壁の登り方や降り方を教えてもらいました。
その後暖かい日差しを浴びながら宴会となりました。あまりに気持ちが良いので飲み過ぎました。
小屋開きの夕食に缶ビールが1本ついていました。
2日目
快晴。
6時20分檜枝岐小屋を出発。景鶴山へは、笹山~与作岳ルートです。小屋からもよく見えましたが結構長いルートで、雪原を歩いて行きます。
川を渡ると後は登り。傾斜のきついところはキックステップで登っていきます。途中、予定していたルートと違う尾根を歩いて行きました。GPSを使って現在地やルートを確認したりして進んでいきます。雪原なのでどこからでも登れると言うこともあってルートファインディングが難しいです。
与作岳へ着くと、リュックの中の物を出して軽くしました。与作岳からの往復です。
景鶴山の山頂直下は急登なので、私は12本爪アイゼンを装着して歩きます。同行メンバーの速さについて行けず、とにかくマイペースで足下を確認しながら登ります。両側は切れているのでピッケルを刺しバランスを崩さないように慎重に1歩1歩進みます。やっとの思いで山頂到着。
360度すばらしい展望です。
与作岳に戻り展望を楽しみなら昼食。
与作岳より景鶴山
下山は一気に下りました。途中尻セードで…。
ヨッピ橋を渡るときは慎重に、とにかく橋桁がないので。
雪原をバテバテで歩きます。
他のメンバーは、リズムよくリーダーのペースについて行きます。
山ノ鼻~鳩待峠へ。17時35分無事到着。ハードな行程でとにかく疲れました。でも、景鶴山登頂を果たせました。