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マヤラン・5~長池公園

 長池公園の駐車場前に生えている「マヤラン(摩耶蘭)」。ラン科シュンラン属で初夏と秋の2季咲きの性質がある。この辺りでは9月に咲いていてすぐ近くには若い果実が数株あるが、ちょうど咲いたばかりの株を見つけた。同属のシュンランは細長い葉を多く持っているが、マヤランは葉を持たない菌従属栄養植物。茎の一部にやや緑色に見える部分があり、葉緑素は多少はあるようだ。
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カントウヨメナ・4~薄紫色

 鑓水の“絹の道”に群生している「カントウヨメナ(関東嫁菜)」。キク科ヨメナ属の多年草で本州の関東地方以北に分布しており、多摩丘陵の代表的な野菊のひとつ。同属のユウガギクの舌状花は当地では白色のものが多く幅はやや細いが、カントウヨメナの舌状花はやや薄紫色。葉の鋸歯などの違いがあるが、変異や雑種も多く正確に見分けるのは難しい。これは全体の雰囲気からカントウヨメナと判断した。長沼公園駐車場横にもカントウヨメナと思える群生があったので記録しておこう。
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