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アキノギンリョウソウ・8~松木日向緑地

 今日は台風一過で朝から快晴。昨夜の風雨は午後9時過ぎには弱まり、停電も起こらずに助かった。午後から有楽町の東京国際フォーラムで行われた東京フィルハーモニー交響楽団の『スターウォーズシネマコンサート』に出掛けたが、京王線やJRは台風の影響が残りダイヤはかなり乱れていた。
 写真は松木日向緑地のコクランの咲く薄暗い雑木林で見つけた「アキノギンリョウソウ(秋の銀竜草)」。花は既に終りこの後次第に上を向く蒴果になる。ここでは初めて見たので来年は花期に来よう。アキノギンリョウソウはツツジ科(←イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の菌従属栄養植物。
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エゴマ

 長池公園“ながいけの道”で見られる「エゴマ(荏胡麻)」。シソ科シソ属の一年草で、アオジソの変種とされている。シソと同じく食用になり、また種子を絞り“エゴマ油”として利用する。日本では“菜種油(アブラナ)”が広まる前は“エゴマ油”が一般的だったようだ。縄文時代の遺跡からエゴマの種子が見つかってもいる。せっかくなので植物油をいくつか下記に挙げてみよう。
 ・菜種油:アブラナ(アブラナ科)
 ・ごま油:ゴマ(ゴマ科)
 ・亜麻仁油:アマ(アマ科)
 ・コーン油:トウモロコシ(イネ科)
 ・コメ油:イネ(イネ科)
 ・椿油:ツバキ(ツバキ科)
 ・サフラワー油:ベニバナ(キク科)
 ・ヒマワリ油:ヒマワリ(キク科)
 ・月見草オイル:メマツヨイグサ(アカバナ科)
 ・オリーブオイル:オリーブ(モクセイ科)
 ・ピーナッツオイル:ラッカセイ(マメ科)
 ・大豆油:ダイズ(マメ科)
 ・ココナッツオイル:ココナッツ(ヤシ科)
 ・パーム油:アブラヤシ(ヤシ科)
 ・アーモンド油:アーモンド(バラ科)
 ・リンゴ油:リンゴ(バラ科)
 ・マカダミア油:マカダミアナッツ(ヤマモガシ科)
 ・松の実油:マツ(マツ科)
 ・ヒョウタン実油:ヒョウタン(ウリ科)
 調べてみると世界中には多種多様な植物油がまだまだあり、要は無毒の種子などを絞れば何でも油が採れそうだ。余談だが戦後テレビアニメで日本でも大人気だった“ポパイ”の恋人の“オリーブ”。彼女の正式名は“オリーブ・オイル”だった。
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