鑓水の“絹の道”の雑木林で見つけた「スッポンタケ(鼈茸)」。スッポンタケ科スッポンタケ属のキノコで、傘の周りに付いている暗緑色の粘液質“グレバ(Gleba)”が悪臭を放ち、ハエなどを誘引する。これを見た時も多数のハエが群がっており、初めは動物の糞ではないかと思ったほど。しかしこのキノコは食用になるというから驚き。この傘から白いレースを拡げたのがキヌガサタケだが、そちらはまだ見たことが無い。
蓮生寺公園の水辺に咲く「サラシナショウマ(晒菜升麻)。キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で、秋に長さ15~20センチの総状花序を付ける。小さな花の直径は1センチほどで雄花と両性花がある。同属のイヌショウマより半月ほど遅く開花する。