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ツクバトリカブト・2~長池公園

 長池公園“第2デッキ”で開花した「ツクバトリカブト(筑波鳥兜)」。キンポウゲ科トリカブト属の多年草で、公園管理者によると、長池公園内では自生もあるがこれは移植したものが今年初めて咲いたとのこと。多摩丘陵~三浦半島にかけての丘陵部に自生するものはツクバトリカブトで、高尾山あたりではヤマトリカブトが混在する。その見分け方は葉の形で、ツクバトリカブトが3全裂するのに対して、ヤマトリカブトは5~7中裂で五角形に近い形となる。
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シャクジョウソウ・2~枯れ姿

 鑓水の雑木林でクロヤツシロランを探索中に出会った不思議な物体。背丈は4センチほどで花か果実だったと思われる部分が刷毛のように細かく裂けている。たとえるなら高山植物のイワカガミを真っ黒にしたような姿。しかしここの標高はせいぜい200メートルでイワカガミが咲くような環境ではない。専門家に写真を見てもらったら、良くわからないが「シャクジョウソウ(錫杖草)」あたりの枯れ姿ではないかとのご意見。来年の花期にもう一度見に来ることにしよう。その時には綺麗な姿を見せて欲しい。シャクジョウソウはツツジ科(←イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の菌従属栄養植物。
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