元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
コクラン・3~若い果実
松木日向緑地の奥に生育している「コクラン(黒蘭)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で、夏に咲く花色が暗紫色であることから“黒”と名付けられた。今年7月にここで4年振りに開花を見ていたので、この日は果実の確認。果実はラン科らしい稜のある細長い形で長さは1.5~2センチほど。この中に1ミリにも満たない小さな種子が詰まっている。ここは薄暗い雑木林の中で立ち止まった瞬間にやぶ蚊が攻撃してくる。カメラを手持ちでピントを合わせるが暗くてシャッタースピードが遅過ぎる。やぶ蚊との勝負だが、身体を止めると吸われるし動くとブレる。そこでカメラを地面に置いて覗き込んでシャッターを押しすぐに退散した。
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