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散歩道・62~キタテハ

 長沼公園“殿ヶ谷の道”では北米原産のアラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)が大きな群生になっている。その花を撮ろうとすると、黄色い蝶が目の前に止まった。これはタテハチョウ科キタテハ属の「キタテハ(黄立羽)」。体長は3センチほどの夏型の成虫で秋型は黄色の部分がもっと鮮やかな山吹色になるようだ。翅を立てるとその裏はくすんだ赤褐色で枯れ葉に紛れる保護色になっている。
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コイケマ・3~果実

 長池公園外周に生育する「コイケマ(小生馬)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属のつる性多年草で、花はまだいくつか咲いていたが、その横に大きな果実がひとつ出来ていた。長さは9~10センチで太い部分は1.5センチほどある。以前、上柚木公園では果実までは観察できたが、その後、刈られてしまってまだ綿毛の種子を見たことが無い。これが熟すのが楽しみ。
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サジガンクビソウ

 傘平緑地の野道に群生している「サジガンクビソウ(匙雁首草)」。キク科ガンクビソウ属の多年草で草丈は40~50センチ。頭花の直径は10~15ミリの半円球で、中心部に両性花があり周りに雌花がある。同属のガンクビソウの頭花は茎の途中にも付くが、サジガンクビソウは茎の先端に付く。またガンクビソウの根生葉は花期には無くなるが、サジガンクビソウの根生葉は花期にも残っている。“匙”の名前はその根生葉の形を見立てている。
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