元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ワニグチソウ・6~果実
キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ナルコユリ属の「ワニグチソウ(鰐口草)」。大塚西公園で春に2つ並んだ筒状花を咲かせていたが、藍色の果実が出来ていた。当地では下柚木の大学セミナーハウス付近でも花が見られたが、そちらは刈られたのか姿が見えない。
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ミズオオバコ・2~果実
万松寺谷戸の水田で見られる「ミズオオバコ(水大葉子)」。トチカガミ科ミズオオバコ属の一年草で、夏に花茎を水面に出し直径3センチほどの一日花を咲かせる。花後は水中に沈み果実は水中で熟していく。写真は波状の翼のある苞鞘で長さは4~5センチ。この中に長さ3センチほどの果実があり、更にその中に長さ1.5ミリほどの種子が多数詰まっている。
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ユメノシマガヤツリ
堀之内東山そらみの森緑地の野原で見つけたカヤツリグサ科と思われる草。初めて見たので名前がわからず、公園管理者に尋ねたところ「ユメノシマガヤツリ(夢の島蚊帳吊)」との回答を頂いた。カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草でアフリカ南部やオーストラリア原産の帰化植物。昭和57年(1982年)に東京都江東区の夢の島で初めて発見されたので名付けられた。今は千葉県や埼玉県にも拡がっているようだ。
夢の島は私が子供の頃は“ゴミの島”として有名だった。戦前に世界最大級の飛行場建設を目指して埋め立てが始まったが、戦争が始まると工事中止となった。戦後は高度成長時代の東京のゴミ処分場となり昭和42年まで続いた。昭和53年に“東京都立夢の島公園”が開園し、その後も夢の島熱帯植物園、夢の島総合体育館(現:東京スポーツ文化館)などが次々に建設され、昭和63年には営団地下鉄・JR京葉線新木場駅が開業し、今は“ゴミの島”の面影は無い。
夢の島は私が子供の頃は“ゴミの島”として有名だった。戦前に世界最大級の飛行場建設を目指して埋め立てが始まったが、戦争が始まると工事中止となった。戦後は高度成長時代の東京のゴミ処分場となり昭和42年まで続いた。昭和53年に“東京都立夢の島公園”が開園し、その後も夢の島熱帯植物園、夢の島総合体育館(現:東京スポーツ文化館)などが次々に建設され、昭和63年には営団地下鉄・JR京葉線新木場駅が開業し、今は“ゴミの島”の面影は無い。
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