goo

散歩道・63~ダイミョウセセリ

 蓮生寺公園のミソハギに止まっていた蝶。これは「ダイミョウセセリ(大名せせり※)」だろう。セセリチョウ科ダイミョウセセリ属で、この仲間は翅を開いて止まる。ダイミョウセセリは東日本では後翅の表面は黒いが、西日本では前翅と同じように後翅にも白い斑があるようだ。“セセリ”とは九州では害虫のブヨのことを指すようだが、“せせる”とは尖ったもので繰り返しつつくという意味になる。と言ってもこの蝶が人を刺すようなことは無い。“大名”の名前は白い斑を大名の紋付きの着物に見立てている。
 ※せせりの漢字は手へんに弄。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

ジョウシュウカモメヅル・2~薄紫色

 片倉城址公園の藪に生育する「ジョウシュウカモメヅル(上州鴎蔓)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属のつる性多年草で、この個体は花冠の中心が薄紫色で先端が白っぽい。コバノカモメヅルの変種にアズマカモメヅルやシロバナカモメヅルがあるが、写真の個体は花径16~17ミリなのでジョウシュウカモメヅルとしておいたほうが良さそうだ。コバノカモメヅルの花径はせいぜい1センチほど。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

キンギョソウ・4~ドクロ3たび

 オオバコ科(←ゴマノハグサ科)キンギョソウ属の「キンギョソウ(金魚草)」。これまで2度その“ドクロ”を見てきたが、今回は更に乾燥し数が増えて、一番それらしくなったので3度目の登場。何度見ても気味悪いが面白い。(これは天地逆です。)
コメント ( 18 ) | Trackback ( 0 )