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カントウヨメナ・1~中山地区

 中山地区の農道脇に咲く「カントウヨメナ(関東嫁菜)」。キク科ヨメナ属の多年草でヨメナの中で関東地方に広く分布している。頭花は直径2.5センチほどで白~淡青紫色をしており小花の冠毛は肉眼ではほとんど見えない。花後の様子冠毛のあるノコンギク(シオン属)と比べると違いは明確。葉は鋸歯のある卵状長楕円形になる。
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チヂミザサ

 イネ科チヂミザサ属の「チヂミザサ(縮み笹)」。葉が笹に似ていて縁が縮れているので名付けられている。花期は8~10月で花柱は2又のブラシ状。写真ではその下にわずかに残っている雄蕊の葯が見える。果実が熟すといわゆる“ひっつき虫”となり小動物などに付着して分散される。この時期に野道を歩くとズボンに粘液のある果実がいつの間にか付いている。
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