高尾山“4号路”で見られる「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。キク科トウヒレン(唐飛廉)属の多年草で草丈は50~60センチ。秋に茎の上部に直径2センチほどの頭花を数個付ける。高尾山で最初に発見され明治42年(1909年)に命名された。日本固有種で関東地方の山地に生育する。その葉はバイオリン状になり花期でなくても見つけ易い。“平江帯”の字は貝原益軒の『大和本草』にその名があるようだが由来はわからない。また属名の“唐飛廉”の飛廉(ひれん)はヒレアザミのこと。
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)アブノメ属「アブノメ(虻の目)」。先日は開放花とその果実を観察したが、写真は葉腋に付いている閉鎖花で花柄が無い。その名は果実の様子が“虻の目”に似ているということに由来しているが、この閉鎖花の状態も目に見えないことも無い。
奥高尾の登山道で見つけた小さな蕾。『さて何の花だろう?』と考えたがその葉を見てすぐにわかった。これはキク科キク属の「リュウノウギク(竜脳菊)」。日本固有種で関東地方以西の陽当たりの良い場所で普通に見られる。次にここを通る時に開花を確認しよう。