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セキヤノアキチョウジ・2~果実

 奥高尾“日影林道”で見られる「セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁子)」。シソ科ヤマハッカ属の多年草で関東地方~中部地方の山地のやや木陰に生育している。西日本ではアキチョウジが分布している。写真は若い果実の様子で通常は4分果でひとつの果実は直径1ミリ程度。このあとこげ茶色に熟していく
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アケボノソウ・3~一年目

 東京オリンピック・パラリンピックが終わって間もなく2ヶ月になり、あの熱狂も今は昔と思う今日この頃。あの時はコロナ感染者が急増し海外メディアの中には『五輪開催を強行すれば最悪の事態になる』と報じていた。未知の感染症に対して将来の予測は誰にもわからなかったが、そのように報道するからにはそれなりの理由があったはず。しかしその後予想が外れたことに対しての説明が全く無い。マスコミには責任ある報道を望みたいし、もしそれが間違いだったとなればその説明も必須だろう。
 さて閑話休題。写真はリンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。二年草のために1年目は写真のような根生葉だけを伸ばし、冬はこのままロゼットで過ごす。2年目に地上茎を伸ばして秋に可憐な花を咲かせる。多年草のように根を残して定住することがないので、花は毎年咲く位置が変わる。ここでは去年は沢の上のほうに数株咲いていたが、今年は数メートル離れて1株しか咲いていない。幸い、この根生葉の株がいくつか見えるので来年を楽しみにしよう。
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