【「何を」「どのくらい」「どうなったら終りか」「終わったら何があるか」の情報を伝える 】
『フレームワークを活用した自閉症支援』関連ページ:40-43,124ページ
目的・解説:1つの場面で、いくつかの活動を提示するときに活用。「何をするのか」「どれくらいするのか」「どうなったら終わりか」「終わったら次に何があるのか」の情報を伝える。
※スケジュールは、一日全部の活動の提示。ワークシステムは1つの場所(例えば作業エリア)、またはスケジュールで提示された1つの活動(例えば一人で勉強の時間)でのいくつかの活動の提示です。」
関連する自閉症の特性:時間の整理統合。見通しの持ちにくさ。終わりが理解できないことによる不安や混乱。
a)何をつたえるのか
・何をやるのか
・どれだけの量をするのか
・いつ終わるのか
・終わったら次に何をするのか
b)ワークシステムの種類
・左から右、上から下
・終了箱の利用
・マッチング(同じものをあわせる)
・色、形、文字、数字など
・書かれたラベル/文字による指示
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【左から右のワークシステム】
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【マッチングを活用】 【興味関心の活用】
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【書かれているラベル(スケジュールとのコンバイン)】
個別化のポイント:視覚化のタイプ(色、数字、リスト等)。提示する量。形態。個別化が必要。終わりの提示の仕方も個別化する。移動型にする(確認しながら行動)。
地域での支援:テーマパークのアトラクション、ボーリングやカラオケの終わりの提示。(付箋などを活用)
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【アトラクションに貼られている数字が「何をやるのか」の情報】
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*物理的構造化とは?(再更新済)
*スケジュールとは?(再更新済)
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*視覚的構造化とは?
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