ちょっといい入浴

温泉の★はオイラの浴感のみの印象(価格や施設や雰囲気は除外)
食事の★はオイラの量、味、コスパ感の複合の印象

能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市) ★★★★☆ 其の4

2017-01-15 16:23:33 | 日本秘湯を攻める会

1月8日(日)

能登屋旅館は秘湯を守る会の宿泊した中でオイラの印象は上位

この枠では其の1から其の3で記載漏れを

能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市)

★★★★☆

T E L:0237-28-2327

住   所:尾花沢市大字銀山新畑446

入浴時間:日帰不可

料  金:日帰不可

泉  質:含食塩硫化水素泉

4階の望楼は談話室として使用されてました

驚くのは照明が5階と吹き抜けになっており、天井よりつり下げられてます

上の写真の中央の最上階にある塔の部分が5階に 

昼間は5階窓が明り取りになってます。

飾り細工の障子を開けると向かい旅館の屋根を望む

今年は異常に雪が少ないそうです

中央の3階にもソファーが置かれた共用スペース

こちらの照明も素晴らしいですね

窓を開けると、宿泊しないと拝めない3階からの想像通りの景色

ガス灯に照らされた向かいの建物や温泉街が一望

観光客いっぱいの温泉街も夜遅くはほとんど誰も歩いていない宿泊特権な景色

翌朝の明るい時に見る温泉街もいいですね

中央2階の共有スペース

こちらは出窓になっており、

透明と擦りガラスの組み合わせた細工の向こうに温泉街を望めます

いい雰囲気

さらに狭いですがテラスがあるため外に出れます

ここに出ると下で写真を撮っている観光客の注目をあびます

スターになった気分を簡単に味わえるのです

食後からチェックアウトまでは1階の右端にあるカフェ山ぼうしでコーヒーの無料サービス

格子窓から温泉街を眺められるとても素敵な場所

贅沢な時間ですね。挨拶にみえた大女将と少しお話させて頂きました。

オイラ達の名前を事前に記憶されているのには驚き

年齢をお聞きしてビックリ

西瓜の飴を頂きました。

この大女将がこの宿のもう一つの魅力ですね

テーブルの上にある5cm程の植樹は株式会社 石木花(せきぼっか)の作品

山形県村山市の会社だそうです

この小さな盆栽がお宿のいろんな場所にさりげなく置かれてます

詳細は石木花のHPを参照

施設、食事、温泉ともに素晴らしいですが

お宿の接客も見事

とても贅沢な時間を過ごしました。


能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市) ★★★★☆ 其の3

2017-01-15 16:14:30 | 日本秘湯を攻める会

1月8日(日)

今回の枠は食事編

能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市)

★★★★☆

T E L:0237-28-2327

住   所:尾花沢市大字銀山新畑446

入浴時間:日帰不可

料  金:日帰不可

泉  質:含食塩硫化水素泉

夕食は部屋食でした。時間は遅めにして頂き19時より

食前酒から水物までしっかりありますね

嬉しくなります

先付 右の小鉢はからかい煮

からかいえいのヒレの軟骨部分を干したもの、山形の郷土料理だそうな

初めて頂きましたが旨いですね

御造り鯉の洗い、臭みがなく好印象

煮物鯉の甘露煮、正直数合わせと期待してませんでしたがこれは感動の旨さ

今までの鯉料理でオイラの一番ですね

小鍋、メインは尾花沢牛しゃぶしゃぶ←間違いない旨い

お酒は能登屋旅館オリジナルのワイン(高畠産)

白を頂きました

酢の物滝川豆腐、これも初めて食しましたが寒天なんですね

焼物岩魚田楽

御凌ぎ(おしのぎ)は自然薯そば

残念ながら昼は尾花沢たか橋板蕎麦食べているので・・・・

蒸し物かに茶碗蒸し

御椀替りはなんと芋煮、料理人が作る芋煮なので期待したが

毎年の河原で造るほうが・・・・

水物はりんごとさくらんぼ

ボリュームもあり暖かい料理を提供する工夫もされており好印象

朝食は別館の1階広間で頂ます。

御飯はだいこん飯、旨くてお代わり3杯^^

朝食は湯豆腐煮物などよく見る宿飯

食事も夕、朝ともに素晴らしいですね。

 其の4に続く

 


能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市) ★★★★☆ 其の2

2017-01-15 16:03:24 | 温泉(山形県)

1月8日(日)

今回の枠はお風呂編

能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市)

★★★★☆

T E L:0237-28-2327

住   所:尾花沢市大字銀山新畑446

入浴時間:日帰不可

料  金:日帰不可

泉  質:含食塩硫化水素泉

温泉は洞窟風呂(貸切)x1 男女別大浴場x1 展望露天風呂x1(冬季閉鎖)

当然に展望露天風呂は入浴不可

フロント横の貸切の洞窟風呂から入浴

貸切風呂の引き戸についた札の回転で使用中を管理、空いていればいつでも入浴可能

脱衣所から浴場までは階段を下りて行きます。

地下室のような場所に5人が浸かれる縦長の岩風呂

湯の花が舞う透明の湯掛け流しで利用

少し残念なのは泉温がやや熱い程度、流入量を絞っているようでした

共同浴場の印象があったので激熱を期待していたのに・・・

折角の貸切なら温度調整が出来ればと思い温泉配管のレバーをいじってみたのですが

全く動きませんでした(汗)

ここの浴感が大浴場よりオイラはいいと感じました

次は大浴場、本館と別館の間にある温泉棟にあります。

浴槽は8人くらいが浸かれる内湯と2人が浸かれる露天風呂

洗い場も新しく近代的で快適

内湯の泉温はやや熱め程度

癖のない湯ですがスベッと感が残ります

露天は壁があり展望はよくありません。

お宿の評価では従業員さんは親切で部屋も広さ、設備とも素晴らしい

食事もボリュームもあり、評価は間違いなく★x5

温泉がもう少し熱く、湯の投入量が多ければ・・・・

少し残念ですね

 其の3に続く


能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市)★★★★☆ 其の1

2017-01-15 15:49:05 | 日本秘湯を攻める会

1月8日(日)

国道13号を尾花沢市で左折して30分ほど走る

江戸時代初期の大銀山として栄えた延沢銀山の発展で栄えた温泉街

大正2年銀山川の大洪水でほとんどの温泉宿が流されてしまい湯が枯れてきたりで温泉街は寂れたが

昭和元年に源泉のボーリングで高温多量の湯が湧出し

各旅館は一斉に洋風の3~4層木造構造に建て替えをして今のような雰囲気になったそうな

本日のお宿は大正10年に完成した木造3階建て、国の登録文化財にも指定

おしんのドラマロケ地や千と千尋の神隠しのモデルになったとも

本日のお宿は

能登屋旅館@銀山温泉(山形県尾花沢市)

★★★★☆

T E L:0237-28-2327

住   所:尾花沢市大字銀山新畑446

入浴時間:日帰不可

料  金:日帰不可

泉  質:含食塩硫化水素泉

宿の右側に目立つ大きなレリーフには鳳凰と桐の装飾の中央には銀山開拓の祖である「木戸佐左ェ門」の名前か大きく刻まれてます。

お宿の名前ではないですよ(笑)

木造3階でさらに中央の二層の望楼迫力ありますね

内装は相当近代的にリフォームされてます。もちろん入口は自動ドア^^

空調もしっかり効いてました

フロントの奥にも赤橋がありました、疑橋でしたが^^

部屋数15室しかないのでゆったりした造り、川沿いに面した本館と奥に建て増しされた別館

フロントから各客室はエレベーターで繋がれていて快適移動

宿泊は別館、部屋はトイレ付で清潔、新しいので空調は快適で隣との遮音も好印象

贅沢な建築物ではないでしょうか

部屋の広さは4人でもゆったり使える広さ

吹き抜けの天井が高いので解放感があります。

残念なことに窓からの展望は全く望めません

日も暮れて温泉街を散歩

防寒着と長靴をお宿で貸していただけます

お宿の前にかかる赤橋とガス灯がいい雰囲気

能登屋旅館も明かりが灯り大正ロマンを感じます。

端から端まで歩いても15分くらいの温泉街、土産物屋や旅館が川の両側に並び明かりが灯り独特の雰囲気

共同浴場は温泉街に3か所

今回は入浴しませんでしたが共同浴場のかじか湯

共同浴場で貸切浴場のおもかげ湯は温泉街の端に←ここのみ未入浴

其の2に続く