16日(土)
本日から3連休、昨日は長野市で夕方まで打ち合わせ、連休明けの19日が朝から新潟で打ち合わせ
須坂市に宿泊して連休は自腹で長野県に滞在、長距離の運転がしんどい昨今です・・・
仙仁温泉からの同行者も同じ行程、山登りに行く彼を登山道の入口まで送迎して近くの共同浴場へ
県道豊野南志賀公園線の道路沿い、開湯200年の歴史があり森鴎外などの文人が愛した
高山温泉郷の共同浴場が本日の1湯目
110.大湯@山田温泉(長野県高山村)
桃山風建築の唐破風という城郭建築などにみられる頭部に丸みをつけて造形した
破風が特徴の外観
浴室は板張り、10人は浸かれる主浴槽のあつ湯と2~3人が浸かれるぬる湯の2か所
窓が大きく明るい浴室
湯は無色透明、泉質は含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物温泉
掛け流しで利用、ピリッとくる熱さはオイラ好み
奥の洗い場には木製水路で湯が運ばれ昔ながらの蛇口(?)も木製、
飛び出た板を倒すと湯が流れる仕組み
ここは数回訪問しているが他の入浴者がいない貸切状態で利用できたのは初めて
大湯より約3kmほど須坂方面に移動、蕨平の刈り取り前の稲が金色に光る美しい田園風景に
本日の2湯目が
111. 旅館 わらび野 ふれあいの湯@蕨温泉(長野県高山村)
★★★★☆
一軒宿の外湯にふれあいの湯という村営の公衆浴場が併設
平屋造りの建屋、畳の休憩室もあり居心地がいい
浴槽は10人は浸かれる大型の内湯、循環と消毒有で無色透明のあまり特徴を感じない湯
奥には1面の大きな窓があり、高級な旅館の浴室のような雰囲気
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉
泉温はやや熱め程度
露天風呂は内湯から繋がった屋根が覆う、床も板張りで空間が広く開放的
斜面にせり出ているので展望は素晴らしい
ここより10km程移動して須坂駅前に戻り本日の昼食を
生そば 谷屋(長野県須坂市)
★★★★☆
日替ランチがボリュームがあるとの事で訪問したが日替は平日限定
戸隠そばの流れだそうで注文はざるそば大盛¥950
想像したいたより、蕎麦が旨い
須坂より約16km、30分程の移動で本日の3湯目に
112. 一陽館@加賀井温泉(長野県長野市)
詳細は以前の記事にて
前回訪問の2019年から久しぶりの一陽館、懐かしい
泉質は含鉄-ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
相変わらずの素晴らしいぬる湯、オイラの勝手な願いですがこの姿が変らい事を祈ります
宿まで約20kmの移動、節約のため途中のスーパーで2日分(朝・夜)の食料の買い出し、
3連休は上山田温泉のビジネスホテルに素泊まり連泊
113.ホテルプラトン@戸倉上山田温泉(長野県千曲市)
★★★★☆
ロビーには紅茶の無料サービス、従業員さんは皆さん親切で居心地がいい、
3階の角部屋、設備は古いが不満はない 昭和感が強烈
靴は廊下で脱ぐので裸足で過ごせます
ホテルの2階には循環してるが温泉浴室があります
珍しい青い濁り湯、泉質は単純硫黄泉
泉温も熱めでオイラ好み、
嬉しい事に、
フロントで頂ける日付の入った湯めぐりマップの提示で系列の旅館3か所の温泉が無料で利用可
長野や宮城、愛知県を中心にした旬樹庵グループ、オイラが以前に宿泊した中山平の琢ひでも同経営
道中で購入した弁当で夕食をすませて、さっそく徒歩にて湯めぐりへ
最初はホテルから徒歩2分
114.内湯旅館 若乃湯@上山田温泉(長野県千曲市)
2~3人が浸かれる浴槽 湯は掛け流しで利用
泉質は単純硫黄泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温も熱めでエメラルドグリーンの透明の湯は素晴らしい
続いてお隣の姉妹館へ無料入浴
115.湯楽ゆうざん@上山田温泉(長野県千曲市)
★★★★☆
こちらの浴槽は10人以上は浸かれる大きなサイズ、
泉質は単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)
上山田温泉は徒歩5分の距離なのにお湯の色が異なるとは面白い
17日(日)
出張の谷間の連休で流石に営業車で湯めぐりには行けないので徒歩にて戸倉上山田温泉を巡ります。
善光寺詣りの精進落としとして栄えた戸倉上山田温泉街
外湯は7カ所、すでに入浴済みの戸倉国民温泉、戸倉観世温泉、湯元かめ乃湯 (詳細は)
今回は外して新規開拓
お知り合いのYouTubeに7カ所すべての動画がUPされてます
URL 日本秘湯を攻める会【共同湯 公衆浴場】長野県 戸倉上山田温泉 共同浴場 全7湯
ホテルから万葉橋で千曲川を渡り約5分
対岸の新戸倉温泉へ
本日の1湯目の共同浴場
116.万葉超音波温泉@新戸倉温泉(長野県千曲市)
何故か共同浴場の駐車場に電車が一両
こちらは1978(昭和53)年製造の115系という型式で篠ノ井線などで実際に運行された後、
スキー場へ譲渡。 休憩所として利用されていたが、2022年に万葉超音波温泉に無償譲渡
移動、修繕、塗装、軌道や周辺整備で費用が5千万程かかったそうな
オイラの故郷でも色違いの車両が走っていたような
浴室内は物凄い混雑で写真NG、お知り合いのYouTubeを参照して下さい
人工的に超音波を発生した湯船があるから超音波温泉なのですね
露天風呂もあり充実した銭湯って印象
さらに徒歩にて千曲川沿いを歩きます。白鳥園入口のゲート
車ならすぐなのでしょうがゲートから少し歩きます
本日の2湯目の共同浴場は
117.白鳥園@戸倉上山田温泉(長野県千曲市)
★★★★☆
昭和天皇がご宿泊された格式高い温泉観光ホテルが2003年に日帰りの温泉に建て替え
直線が目立つ打ちっぱなしの近代的な建屋は近代的
自動販売機で入浴券を購入して浴室のある2階に
内湯は大きなガラス窓で非常に明るい
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
たぶん循環、泉温はやや熱め程度
露天風呂は千曲川に面して設置、2階なので解放感は抜群でリゾート施設みたい
一人用の寝湯は泉温がぬるく長湯向けで寝てました
真ん中の浴槽は4人が浸かれるサイズでやや熱め程度でこちらも湯は回ってます
対岸の上山田温泉街も望めます
施設内の湯あがり食堂で昼食、カレー¥670
この日は長野県も真夏日で気温35℃越え、温泉で汗を流してしばらく歩くとまた汗だく
千曲川を大正橋で渡ります
佐良志奈神社を左折すると上山田温泉街にもどります
歩くと昭和感が満載の路地がたくさんあって楽しい
多少シャッターが閉まり寂しい感じもあるが過去の繫栄を感じる
レトロなスナック街もあり映画やドラマの中にいるみたい
赤い提灯が細い路地にずーと奥まで続く、ここは夜に写真を撮りに再訪ですね
連泊なのであまりに暑く一旦、チェックイン時間前のホテルに帰還、
118.ホテルプラトン@戸倉上山田温泉(長野県千曲市)
本日の3湯目はホテルの温泉、連泊特権で貸切で利用できました
少し部屋で昼寝して涼しくなった夕方に再びお出かけ
ホテルから徒歩10分の本日の4湯目は
119.つるの湯@戸倉上山田温泉(長野県千曲市)
入浴料金350円とお値打ちの温泉銭湯、こちらは小さいが熱湯が完備
泉質は単純硫黄泉、エメラルドグリーンのあつ湯は素敵です
夕食をホテルの部屋ですませて、系列ホテルの無料の湯めぐりに出かけます
上山田温泉のメイン中央通りを歩く
本日の5湯目は
120.旬樹庵 柏屋@戸倉上山田温泉(長野県千曲市)
★★★★☆
18本の源泉を保有する湯本、創業は明治36年の老舗旅館
1階の黒御影石風呂と5階にある展望露天風呂どちらかの選択して無料入浴
オイラは5階の展望風呂へ内湯はシンプルはタイル張り
奥にはベランダのような場所に設置された露天風呂、源泉温度が熱いので、できる掛け流し
流石に距離があるのでぬるめの泉温、開放感は抜群で温泉街の夜景を望む
昼間に見た怪しげな赤い提灯が続く
昭和40年代に温泉街は最も賑わったそうです。
昭和を感じるレトロな路地が赤く照らされて妖艶、客引きや怪しいお姉さまの姿はなく安心して歩けます
夜のお店からカラオケの音は聞こえ盛り上がってる
昼間は暑いが夜は涼しく気持ちよくテクテク散歩
戸倉上山田温泉の湯は素晴らしく、街歩きも楽しい
昨日印象が良かった系列の宿に無料で入浴
121.内湯旅館 若乃湯@上山田温泉(長野県千曲市)
今回も貸切状態、オーバーフローした湯が流れる
泉温が熱く、鮮度がいいお湯って感じます。
外にはぬる湯の一人用の陶器風呂、ここで体を冷やして主浴槽に移動の繰り返し
戸倉上山田の旬樹庵グループでオイラはここが一番好き
夏日のテクテク散歩と温泉の入浴は流石に疲れる
其の4に続く