開脚前屈です。アクロバットだと開脚前転や開脚後転なんかを基本動作でやります。きれいにやるにはやはりある程度は開脚ストレッチで伸びを作っておく必要があります。
ところがそう簡単に伸びてくれれば誰も苦労はしません。なぜ伸びてくれないのかというと、筋肉に問題があるわけではないからです。
原因は神経系のトラブル、さらには脳内の信号伝達の問題が多いのです。頭の中に変な奴がいて、そいつが勝手に筋肉を固める信号を送っているんです。私はそういつに向かって「バカな真似は止めてくれ!ちゃんと仕事しろ!」と言うのですが、そいつときたらまったく聞き入れません。
こういういまいましい奴を黙らせるには、医薬品を使います。筋肉弛緩剤というのが市販でも入手できます。そのクスリは脳の異常な信号レベルを下げて、筋肉をゆるめる作用があります。
副作用は、普通に働いている筋肉までもゆるんでしまうので、眠たくなりますね。いつも通りにお酒飲んだら、酔いが回って記憶がなくなってしまいました。朝、目覚めるとちゃんと布団で寝ていたんですが、いったいいつ、どうやって寝たのかはまるっきり覚えていません。
こんなふうに使用にはちょっと気をつけなくてはいけません。背骨はかなり柔軟になりましたが、筋力が低下しないように筋トレも十分にする必要があります。
1)足を大きく開いて立ちます。
2)手を背中で組んで前屈します。
3)手をマットについて頭をつけます。
4)再び背中で手を組んで伸ばします。
5)手を床について、開脚します。
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吉田篤司