アレクサンダーパワーヨガ講座:第410回目「陰と陽の動き」8月3日
何事にも裏と表があるように、エネルギーの流れには陰と陽があります。そしてスパイラル・ルートを通って上昇と下降します。その際に体の各パーツには特有の動きがあらわれます。
陽は活動的な要素があるので、胸を開く動きになります。一方、陰は休息を表してバッテリーチャージ、胎児のように丸まる感じになります。陰と陽の中間がニュートラルです。
アサナの基本は陰と陽の組み合わせでできあがります。ハタヨガの「ハ」と「タ」の関係です。これを理解してアサナをやると、死神をダマして不老不死になるそうです。でも間違った動きをしてしまうと、エネルギーは乱れて1回やるごとに寿命が1日縮まりますので、ご注意ください。
<マット体操>
1)右脚を後方に伸ばして座る。そして右手で大腿部をつかみます。
2)右手で大腿部を外回りさせてください。すると背中は丸まりながら回転して目線は右脇の下を向きます。左手を伸ばして背中を広げましょう。これが陰モードです。
3)次に右手で大腿部を内回りさせてください。すると今度は背中が回転しながら反り返ります。右足を後方にさらに伸ばしてください。これが陽モードです。
<立ち位置>
マットで陰と陽の動きを理解したら、立ち姿勢でもできます。
1)右足を窓のサンに乗せます。そして右手で大腿部をつかみます。
2)右手で大腿部を外回りすると、背中は回転して丸まります。ここで左腕を内回りさせて伸ばしましょう。背中が開きますね。右足は胴体に向かわせます。これが陰モード。
3)次は大腿部を内回りです。すると全身がグルーッと回転して背中が反り返ります。ここで左手を外回りします。ただし指先に向かって伸ばさない。胴体に向かわせます。ここが間違えやすい部分です。寿命を縮めてしまわないようにご注意ください。これが陽モード。
<イス>
アレクサンダーテクニークのチェアワークの進化スタイルです。
1)イスに座って右手で大腿部をつかみます。
2)大腿部を外回りすると背中は回転しながら丸まります。左手を伸ばして背中を広げます。これが陰モード。
3)大腿部内回りで背中は回転しながら反り返ります。左腕を外回りしながら右足を後方に伸ばします。ただし左腕は伸ばさずに胴体に向かいます。やはりここが間違えやすい部分です。
頑張って不老不死の体を手に入れてください!
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司