吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーパワーヨガ講座:第410回目「陰と陽の動き」

2020-08-03 13:33:59 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第410回目「陰と陽の動き」8月3日

何事にも裏と表があるように、エネルギーの流れには陰と陽があります。そしてスパイラル・ルートを通って上昇と下降します。その際に体の各パーツには特有の動きがあらわれます。

陽は活動的な要素があるので、胸を開く動きになります。一方、陰は休息を表してバッテリーチャージ、胎児のように丸まる感じになります。陰と陽の中間がニュートラルです。

アサナの基本は陰と陽の組み合わせでできあがります。ハタヨガの「ハ」と「タ」の関係です。これを理解してアサナをやると、死神をダマして不老不死になるそうです。でも間違った動きをしてしまうと、エネルギーは乱れて1回やるごとに寿命が1日縮まりますので、ご注意ください。

<マット体操>

1)右脚を後方に伸ばして座る。そして右手で大腿部をつかみます。

2)右手で大腿部を外回りさせてください。すると背中は丸まりながら回転して目線は右脇の下を向きます。左手を伸ばして背中を広げましょう。これが陰モードです。

3)次に右手で大腿部を内回りさせてください。すると今度は背中が回転しながら反り返ります。右足を後方にさらに伸ばしてください。これが陽モードです。

<立ち位置>

マットで陰と陽の動きを理解したら、立ち姿勢でもできます。

1)右足を窓のサンに乗せます。そして右手で大腿部をつかみます。

2)右手で大腿部を外回りすると、背中は回転して丸まります。ここで左腕を内回りさせて伸ばしましょう。背中が開きますね。右足は胴体に向かわせます。これが陰モード。

3)次は大腿部を内回りです。すると全身がグルーッと回転して背中が反り返ります。ここで左手を外回りします。ただし指先に向かって伸ばさない。胴体に向かわせます。ここが間違えやすい部分です。寿命を縮めてしまわないようにご注意ください。これが陽モード。

<イス>

アレクサンダーテクニークのチェアワークの進化スタイルです。

1)イスに座って右手で大腿部をつかみます。

2)大腿部を外回りすると背中は回転しながら丸まります。左手を伸ばして背中を広げます。これが陰モード。

3)大腿部内回りで背中は回転しながら反り返ります。左腕を外回りしながら右足を後方に伸ばします。ただし左腕は伸ばさずに胴体に向かいます。やはりここが間違えやすい部分です。

頑張って不老不死の体を手に入れてください!

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吉田篤司


アレクサンダーパワーヨガ講座:第409回目「インドの山奥のポーズ」

2020-08-01 16:47:52 | 美容と健康

アレクサンダーパワーヨガ講座:第409回目「インドの山奥のポーズ」8月1日

8月です。本来ならオリンピックでしたが、今、思うと開催前から不穏な出来事が連発していましたね。シンボルマークのパクリ問題から始まって、競技場建設の中止、設計者が恨みの念で憤死、前都知事の追放、築地問題でオリンピック道路の中断、そしてとどめのコロナです。そもそも自然の流れに反していたのでしょう。

あのタイタニックもチャレンジャーも出発前には、そんな空気が流れていたそうです。事があまりにもうまく進まなかったら、いったん手を引いた方がよいでしょう。ほとぼりがさめたら再開です。

柔軟系ポーズは私にとって天敵みたいですが、パワーヨガ1年毎日やってると、回りまわってかなり柔らかくなりました。特に陰と陽のスパイラル・ルートを見つけてからは、体の使い方が大きく変わりました。流れを理解すると、自然に伸びていくようです。

というわけで今回は、足を頭の後ろに入れる「エーカパーダ・シールシャアサナ」です。ヨガというと、これを思い浮かべる人が多いでしょう。インドの山奥のポーズなので、そう簡単にはいきませんが、やはり体の使い方をいろいろ工夫しながら、やってみましょう。

1)マットに脚を伸ばして座る。そして両手で右足をつかんで持ち上げます。

2)そして上がるとこまで上げてみましょう。無理はいけませんよ。

3)そうしたらそのまま右にゴロンと転がってみてください。

4)動きを延長すると上体は起き上がりますね。こういうゴロゴロを何度も繰り返しましょう。背中が丸まる動きは「陰モード」ですので、右脚は外回りするようにします。肩甲骨も左右に開きましょう。

5)次は持ち上げた右足を左手でつかみます。

6)そしてゴロゴロ体を転がすと、どんどん柔軟性が高まります。

7)するとかなり脚は上がるようになります。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-87】Mayurasana

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