「後転（チャクラアサナ）上級」アレクサンダーテクニーク・YOGA講座702回

後転をやりましょう。安全にやるためには、マットを重ねて敷いてショック吸収を万全なものにします。体が固い人は危険なので、止めておきましょう。

ヨガではチャクラアサナといって、後転し終わったらすぐに、チャトランガダンダアサナになります。これはちょっと難しいです。まずは後転をできるようにしましょう。

１）枕をマットに置きます。そしてお尻が枕の向こう側に着くように狙いを定めます。

２）そしてＧＯ！　すると回転にスピードがつくんです。

３）転がったら目線を必ず胸に向けてアゴを引いてください。首の後ろが伸びてくれて滑らかに回転できます。

４）足が反対側に行ったら同時に手をマットにつきます。

５）そしてそのまま回転して両足が着地します。

【アレクサンダーテクニークとパワーヨガ】後転（チャクラアサナ）の練習

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吉田篤司

「ヘッドリードとは何か？」アレクサンダーテクニーク・YOGA講座701回

アレクサンダーテクニークでは、ネックフリーといって、首を固めず縮こませずを日ごろから常に心がけます。

そしてヘッドリードというのは頭が体の動く方向性を決定して、体の連続性を働かせることをいいます。

これをハタヨガのカウンディンニャアサナを使って考察しましょう。

１）基本ポジションから右脚の内ももを右上腕に乗せてカウンディンニャアサナのスタンバイになります。

２）左足を後方に滑らせていくと、胴体も後方に向かいます。そして頭が転がって目線がマットを向きます。

３）ここでヘッドリード！左足はさらに後方に伸ばしながら左足を左に向けて伸ばすと、今度は胴体は前方にバランス移動します。

４）すると体には連続性が働いて自動的に浮上する仕組みです。これがアレクサンダーテクニークのヘッドリードで、日常生活のいかなる姿勢や動作においても活用することが可能です。

【アレクサンダーテクニークとパワーヨガ】ネックフリーとヘッドリード

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吉田篤司

「上級：片手片足ブリッジ」アレクサンダーテクニーク・YOGA講座700回

ヤッホー！ついに講座700回目。私も随分といろんなことができるようになりました。背骨も柔軟になりましたねえ。そうそう、塗り薬で「メンソレータム・ラブ」という慢性腰痛用の市販薬があるんですけど、凄いです。深部の組織の固まりや癒着を解放してくれます。すると気道のスシュムナーも無理なく開通できます。飲み薬じゃないので、気分的にも安心でしょう。

それで今回は私がなんとしてでもできるようになりたい、片手片足ブリッジです。2通りあって、

① 右手右足で支えるやり方

② 右手左足で支えるやり方

があります、ブログトップの写真は①で、下記のものが②になります。

１）転落時のために必ず厚いマットを使います。（私もよく転落しますが、これがあるので安全にできます。）そして反り返りながら壁に手をつけます。

２）どんどん下降しますが、あんまり行き過ぎると片足を上げられなくなります。

３）そして左足を上げていきます。

４）右手を離します。

５）右手を右脚の大腿部におきます。

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吉田篤司

「中級：パリヴリッタ・トリコーナ」アレクサンダーテクニーク・YOGA講座699回

今晩8時にオリンピックの開会式。ブルーインパルスが飛ぶそうです。他にどんな見世物があるのでしょうかね？　批判もありますが、無観客という前代未聞のオリンピック、私は後世のためにもやっぱりやってよかったと思います。ここで止めていたら、永久に脱落者の烙印を押されてしまいますからね。

一番の間違いは８年前に賄賂でパクられた知事が東京オリンピック申請をしたことでしょう。まあ今、考えてみるとタイタニック沈没とかスペースシャトル爆発の前ぶれのように、不吉予兆が連続して起きていましたからね。

マークの盗用問題、ザマ氏の競技場破棄、豊洲の土壌問題でオリンピック用道路の工事中止、変なブレーキが続いたら、手を引いた方がよいでしょう。

今日は久しぶりにパリヴリッタ・トリコーナをやりました。これ、初級ポーズとして紹介されますが、かなりたいへんです。ここでは中級です。台を使うのを勧める人もいますが、あんまり私の好みではありません。

なぜかというとこのアサナの魅力は不安定なバランスになることによって中心力を高めることにあるからです。目的に応じてやり方を変えていきましょう。何が正しくて何が間違っているということではありません。

１）息を吐き出しながら腕を内回り、背中を反らせます。

２）息を吐き出しながら腕を外回り、背中を丸めます。

３）息を吐き出しながら胴体をひねって右腕を左足に向かって伸ばします。

４）息の吐き出しとともに腕の内旋・外旋を繰り返して胴体の傾きを強めます。

５）最後に胸を開きます。

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吉田篤司

「初級：マリーチアサナ タイプⅡ」アレクサンダーテクニーク・YOGA講座698回

今日は海の日。オリンピックに合わせて２２日にしたそうですが、来年は元の7月19日に戻すみたいです。日記帳を買うとその辺の処理が間に合わなかったりして、平日なのに赤丸がついています。それを信じて旅行計画を立ててしまうと困ったことになりますね。来年の夏までにはコロナ対策もできて、きっと楽しい夏旅行ができることでしょう。

今回はマリーチアサナのタイプⅡです。

１）左足を右脚付け根に乗せる。これができない人、けっこういますね。無理してやると膝を痛めますので止めておきましょう。でもそういう人に限って、開脚はべったりできてしまったりと、不思議ですねえ。

２）息を吐き出しながら右腕を外回りして伸ばします。

３）そして腕を前方に伸ばします。

４）後ろで左右の手を握手します。

５）背面から見るとこうなります。

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吉田篤司