ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/9日 三ツ峠から清八山まで その4:御巣鷹山から清八山(せいはちやま)目指して尾根歩き

2016-01-18 07:12:15 | 草花
一月九日は天気が良くて、山中ではとても見通しの利く、絶好の展望日和でありました。
開運山の山頂で、山岳展望を楽しんだ後、御巣鷹山に行き、そこでの眺望を期待していましたが、御巣鷹山では、付近を歩き回ったのですが、施設に邪魔されて全く眺望が利きませんでした。

御巣鷹山から稜線を北上して約2.5km先の清八山まで歩く道筋での眺望に期待しながら歩を進めますが、道の両側の立ち木に視界を邪魔されてほとんど、視界不良の状態でした。
この稜線歩きで、向かい側から歩いてくる人もあるわけですが、清八山の眺望を聞いたところ「絶景」があるということでしたので、それに期待して、歩くことになりました。

なお、最初の行動予定では肝心の清八山には行かずに、その手前で稜線から下りてしまう予定でしたが、この稜線歩きで眺望に対する不平が募ったおかげで、予定になかった清八山訪問が実現したのでした。
(清八山山頂からの眺望は次回の掲載予定となります。)

鳳凰三山 ↓

開運山からの眺望が残っていましたので、それを二つ続けます。
鳳凰三山は甲府盆地からよく見える山並です。右の地蔵岳の天辺に”オベリスク”という岩塔がそそり立ちますが、画では確認できるかどうかの見え方をしています。



甲斐駒ケ岳 ↓

これも甲府盆地から胸のすくようなピラミッドを見せてくれます。山頂は花崗岩で、夏でも白いので、雪が残っているように見えます。雪の少ない今冬はあの白さは、雪なのか、花崗岩なのかよく判りません。



御巣鷹山 ↓

三ツ峠の三つの山=木無山は通って来て、今いるのは最高峰の開運山ですが、残るは500m先に見えているあの御巣鷹山になりました。 これからあちらに向かって歩いていきます。



建造物のわきを通る ↓

まずは山頂直下の建造物の脇を通り抜けます。



鞍部から登り返し ↓

一旦鞍部に下りてから、登り返していきます。



途中で ↓

その途中で木の間から南アの重鎮が見えていました。左から聖岳・赤石岳・荒川岳です。



御大も ↓

御大富士山も、枯れ枝一本に邪魔されながら顔を出してくれます。



大アンテナ ↓

御巣鷹山の山頂に着き、施設の周りをぐるっと一回りしますが、眺望の得られる場所が全く見当たりません。幾分かは気落ちしながらも、ここで朝御飯を摂ることになりました。



稜線歩きの入り口 ↓

朝食後に、これから行く2.5kmの稜線歩きの入り口に来ました。



まずは下り ↓

やっと山道らしい道になりました。とりあえず目指すのは、当初、下降点とした大幡山の八丁峠です。



稜線歩き ↓

稜線歩きをしていると後ろの方から、クマ除けの鈴の音が「ちりんちりん」としてきます。
小生は一人歩きの時にはこの鈴の音さえも、押しつけがましくて煩わしく感じますので、その音源の人を先に行かせます。
道端に時々大木が出てきます。



三頭山(みとうさん) ↓

こちらの方に来たことがないのでまるきり、山の名前が分かりません。
帰宅後にカシバードで調べたところ、東京都と山梨県の境目にあり、山頂は東京都側にある三頭山(みとうさん=1531m)でした。ここから見るとよい山容ですが、あそこからの眺めも相当なものだそうで、日本三百名山にも選定されているそうです。



ブナの大木 ↓

尾根上に所々ブナの大木が現れます。見上げてきれいな空とともに撮っておきます。



白根三山 ↓

時々は南アルプスの雪嶺が見えますが、すべての場合で、木の枝に邪魔されてしまいます。
このことによって、鬱憤がたまっていきます。
左から農鳥岳・間ノ岳・北岳で、この山塊は、連なりとしては日本一の高さになります。
コメント (8)
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