ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/5日 長野県南部(下伊那郡)の蛇峠山 その2:木陰の道を歩いて馬の背まで。

2021-08-08 07:02:53 | 草花
バッハさんが、札幌で行われている女子マラソンのレースを観戦している画面がTVに映し出されていました。
賛否両論のあった東京オリンピックも本日閉幕になりますね。折からの台風はどの程度影響するのか心配でもあります。
スポーツマンたちの国を背負っての健闘を称えるものですが、アフターオリンピックでは日本にどんな風が吹くのでしょうか。
総裁選、衆院選と政治的にはビッグイベントがありますが、立ちはだかるのは新型・新新型コロナウィルス。
どうか穏やかに時が流れてくれれば…‥と願わずにはいられません。

この記事では涼しい木陰を歩いて馬の背まで少しずつ高度を上げていく道筋のレポートをします。
ママコナ ↓

小生が考えているよりも少しばかり背丈の高い、やや粗雑感のある草姿で、ママコナの花を見ます。



ヌマトラノオ ↓

コースのわきに小さな池があり、その縁でこの花を見ました。池は小さいながらも落ち着きのあるものでした。



ジンバイソウ ↓

花はもう少し後に開花しますが、山行中はどうしてもこの野生ランの名前が出てこなくて、呆けた頭に失望していましたが、名前を探し出す手掛かりだけは記憶に残っていました。



ミヤマウズラ ↓

三河ではよく見かける花なんですが、まさかこの山で出逢えるとは思っていませんでした。これもラン科の野生ランです。



オヤマボクチ ↓



上はまだ蕾で、下は葉を虫に食われて、網目状に葉脈だけ残った葉の無残な姿です。虫にとってはそれほどのご馳走なんでしょうね。



イヌトウバナ ↓

近頃、野山歩きをしていないので、名前が出て来ません、同行者のこりんさんから教えられて、思い出しながら歩きます。



”トリカブト” ↓

トリカブトにはご当地モノも含めていろいろな種類があり、小生の知識では鈎括弧(””)をつけて表記するに留めます。



ダイコンソウ ↓

縦横が違っていたのか?、それとも横に出た茎だったのか? ま、そこのところはどうにか・・・・・・



オトギリソウ ↓

葉っぱを透かして油点・明点を探りますが、よく判りません。あまり細かいと体がしんどいという気持ちが先立ちます。



ミヤマタニソバ ↓

光量の少ない場所で小さな花を地味につけて、ひっそりとうずくまっているように思えました。葉っぱに浮かぶ黒い「八」の字を愛でていきます。



ミズタマソウ ↓

これも丸い子房を見たときに一瞬だけこの名前が浮かびましたが、確証がないままに山を下りてきました。だいぶ記憶力が鈍っていますが、つまらないことだけは長く覚えていたりします。皮肉なものですね。
良いことだけをインプットして、良くないことはすっかり忘れてしまえると天才的なポジティブ人間になれるのですが。

馬の背に着

丁寧に歩いて来て馬の背という場所に着きました。この場所はコースの中間点辺りに位置し、標高は1451mです。
尾根上の小突起にあり、眺めも良く、見通しも良いことから、昔は「天測点」のあった場所ですが、今は「電子基準点」が設置されていて観測データは国土地理院に毎日転送されているそうです。(その電子基準点の施設は明日の記事でご覧ください。)



山頂方面 ↓

標高差は未だ150メートルほど残っているようです。蛇峠山は山頂とされる部分が二つに分かれていて、登っていく手前はレーダー基地然とした「山頂」であり大アンテナがいくつもあります。  もう一つの三角点のある山頂は少し離れた位置にあり、鉄製の展望櫓がありますが、あたりの木々が育ち、眺望は悪くなってしまいました。



大川入山 ↓

馬の背からはこの大川入山がよく見えます。北西方向に約5kmほどの距離で、見上げる位置にありますので、なおさら立派な姿に見えています。
コメント (4)
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