板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

質問原稿

2016-09-13 17:25:25 | 市政報告

9月5日(月)に質疑並びに一般質問を行いました。質問原稿をアップします。


 

はじめに質疑です。

一般会計補正予算の幼保連携型認定こども園推進事業、補正予算の概要の「待機児童の解消に向けた新たな支援策」4818万円についてです。

 

待機児童をどのように解消するのかが三木市の命題であり、小規模保育の発想に至ったのだと思います。最大22名で、0歳児4名、1歳児6名、2歳児12名と想定した施設を5つ建てようとしています。一方で同じ園区にある三木幼稚園、広野幼稚園、上の丸保育所はH30年、H32年に廃園にしようとしています。今ある施設を最大限に有効に活用してそれでもあふれる場合小規模保育施設を新たにつくるにであればそれなりの道理はあると思いますが、一方をつぶして一方をつくるのは無駄ではないかと思います。

 午前中の同僚議員の質問の答弁からは、運営を民間事業者がするから公立施設は利用できないというものでした。

★ではなぜ、運営主体を民間と決めたのかお尋ねします。

 

また、上の丸保育所について「すみやかに撤去することが求められている」と説明されましたが、求めているのは教育委員会ではないですか。文化庁が上の丸保育所をすみやかにつぶして欲しいと言っているのかお尋ねします。

★上の丸保育所の園舎をつぶさないことによってどのような不都合があるのかお尋ねします。

 

次に、小規模保育施設と認定こども園では施設環境も保育する人の資格要件も違ってきます。三木市は誰もが同じような保育・教育を受けられる環境を整えると言われたと認識しています。

★小規模保育施設と認定こども園には保育の質の差が出ないのかお尋ねします。

 

予算の概要P4の4「保育無料化の見直しに伴う市としての支援策(0-2歳児)」のうち在家庭の児童に対し年間6万円支給で年間4200万円について、先日のみきっ子未来応援協議会の議論では資料をその場で頂いたので今日家に帰ってお風呂に入って考えないとすぐ判断できないと前置きしつつも、在家庭の児童に対する年間6万円支給について否定的な意見が多かったように思います。午前中の答弁では一時保育の充実と完全無償化を見送ることが圧倒的多数という表現をされました。

在家庭の児童に対する年間6万円支給については意見が多かったとは言えるかもしれませんが、一時保育の充実と完全無償化を見送ることまで圧倒的多数だったと言えるのかと感じています。あくまでも「資料をその場で頂いたので今日家に帰ってお風呂に入って考えないとすぐ判断できない」という前置きがあったと思います。

★協議会に判断を仰ぐうえで、事前に資料を配布するなどの配慮に欠けてるのではないかと思うのですが、当局に認識をお尋ねします。

 

0-2歳児の完全無償化を見送る方針のようですが、既に0歳児からの無償化は三木市の若者誘致施策の大きな目玉であり、三木市への移住を決めた人や、三木市から転出を留まった人からは詐欺ではないかという声も聞こえてきます。

★0歳児からの無償化に関してどのようなPRがされてきたのかお尋ねします。

 

 

次に、B型肝炎ワクチンを2歳児まで対象に接種する事業1892万円についてです。私は子宮頸がんワクチン接種による副反応被害に合われている保護者の方とお話をする機会をもちました。その中で、ワクチン接種についてすべてを否定するものではありませんが、もう少し自分も勉強していかなければならないと思うようになりました。現時点で私が思うことは、接種者やその保護者にとって的を得た情報が行き届いているのかということです。そして、無料化によって接種者やその保護者が理性的に考える機会を失わせているのではないかということです。

★B型肝炎ワクチンを2歳児まで対象に接種する事業1892万円の財源内訳についてお尋ねします。

 

B型肝炎ウイルス感染者が約100万人で100人に1人と推定されているとあります。そこで、2点質問します。

★100万人のうち5歳未満の感染者の数についてお尋ねします。

★ワクチン接種による効果の期間についてお尋ねします。

 

次にB型肝炎ワクチン接種のリスクについてです。HPなどを見ますと、軽微な副作用についてかかれていて、「重篤(じゅうとく)な副作用(アナフィラキシー等)は非常に稀です」とありました。

★そこで、B型肝炎ワクチン接種においてアレルギーに関する注意事項についてお尋ねします。

★また、接種者に対して周知はどうするのかお尋ねします。

 

 

一般質問に移ります。はじめに、子宮頸がんワクチン接種による被害者支援についての質問です。先ほどももうしあげましたが、この間、私は子宮頸がんワクチン接種による副反応被害に合われている保護者の方とお話をしました。

子宮頸がんワクチンを接種した後に娘がこれまでにない症状が出てきた。病院に行ったがワクチン接種によるものではない。と医者に言われて途方にくれたそうです。

そして保護者の方は、自分があの時ワクチン接種をさせなければという後悔の念に苛(さいな)まれるそうです。

私たち日本共産党も子宮頸がんワクチン接種について公費負担を求めてきました。これからも子宮頸がんの予防は引き続き重要と考えます。しかし、他のワクチンに比べて副作用の頻度が高いことも重視すべきだという立場からワクチン接種開始後の検証体制の確立や、ワクチンの副作用や効果について十分な理解を得て進めることを求めています。また、接種後に疼痛(とうつう)や運動障害などの副反応に苦しむ女性が出ている問題で、原因究明と医療支援などの救済を求めています。

★これまでの、三木市の子宮頸がんワクチン接種の対応についてお尋ねします。

★次に、子宮頸がんワクチン接種による副作用の認識についてお尋ねします。

★次に、副作用被害者に対する支援についてお尋ねします。

 

2番目の質問です。行政サービスの担い手についてです。ごみの民間委託化や、幼保一体化計画による公立施設の閉園など、これまで、行政職員、公務員が行ってきたものを、民間事業者が行うものが増えています。今後この流れがすすめば、公務員というものが、行政サービスの担い手から行政サービスを管理するものと変化するのではないかと思っています。

★薮本市政において、行政サービスの提供にあたって、アウトソーシング、指定管理、労働者派遣等、正規職員以外で担っていくのをどこまで進めようとしているのかお尋ねします。

★そして、委託化等をすすめることのメリットとデメリットの認識についてお尋ねします。

 

3番目の質問です。ごみ処理(一般廃棄物)の委託事業者の決定と一般廃棄物処理基本計画の策定についてです。7月広報ではごみ処理の委託業者が決定したことの記事がありました。市民感覚として、部分委託はまだしも、全面委託について納得されていない方も多くおられます。

 ★ごみ処理について民間事業者に委託することは行政として大きな転換事項であり、市民的合意が必要と考えますが当局の認識をお尋ねします。

 ★他市において焼却施設の爆発事故や汚染問題等がありますが、委託した場合の責任の所在はどうなるのかお尋ねします。

 ★現行の基本計画で現状と合わなくなっているのはどのようなところかお尋ねします。

 ★事業系ごみを減らす対策についてお尋ねします。

 

 4番目の質問です。三木市長等倫理条例についてです。

★市長の倫理が問われる審査会の委員全員を市長が委嘱することの問題についてお尋ねします。

★本来、審査会は常設設置すべきものではないのかお尋ねします。

 

5番目の質問です。別所ゆめ街道カフェテラス事業についてです。6月議会でも議論になりました。

★6月議会以降の変更点についてお尋ねします。

★プロポーザル募集についてお尋ねします。

 

以上一回目の質問を終わります。