3月12日に行いました、本会議での一回目の質問原稿です。実際の本会議での質問と多少異なっています。その点はご了承下さい。
日本共産党の板東しょうごです。
質問に入る前に、3月4日の住宅2棟と三木駅駅舎の火事によりお亡くなりになられた方へ冥福をお祈りします。また被災された方へお見舞い申し上げます。そして、神戸電鉄粟生線の復旧に尽力された方へ最大限の感謝を申し上げます。そして、駅舎再建のために、市内外の方が何かお手伝いしたいと動かれていることに頭が下がる思いです。私も微力ながらそのような方のサポートが出来るよう努力したいと思っています。
また、昨日東日本大震災が発生して7年が経過したわけですが、今なお7万3千人の避難生活を送っています。国に対して被災者支援の責任を果たすことを求めます。
それでは、質疑並びに一般質問を行います。
質疑の1番目は、第10号議案、三木市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてお尋ねします。
この条例は「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」の施行により平成30年度から国民健康保険の運営主体が都道府県単位になることに伴い、所要の改正を行うとともに、保険税率を改定するものとご説明頂きました。
私が思うのには、国民健康保険制度の問題は、他の保険制度と比べて所得が低い世帯の加入者が多く、医療を必要な世帯が多いことだと思います。この傾向は今後さらに増加することがますます問題になるのだと思います。
運営主体が県単位にすることでなぜ持続可能な医療保険制度が構築できるのか考え方をお尋ねします。
2つ目の質問です。そのよう中、兵庫県は今後どのような方針をお持ちなのかお尋ねします。
質疑の2番目は第11号議案、 三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。この条例の一番大きな改正は、現行の保険税から平均して9%もの引き上げをするものだと思います。
1つ目の質問は引上げの理由についてお尋ねします。
2つ目の質問は引き上げによる市民への影響についてお尋ねします。
国民健康保険の保険税には所得が一定以上高くなると、これ以上保険税を徴収しないという賦課限度額が設定されています。
3つ目の質問はこの賦課限度額が設定される理由についてお尋ねします。
国民健康保険の保険税には所得が一定以下になると、負担軽減する制度があります。負担軽減される制度は必要な制度であると考えます。この軽減制度は、所得と世帯数によって均等割と平等割について2割・5割・7割を軽減する制度です。
しかし、例えば所得なしの7割軽減世帯においても、今回の引上げで一般世帯と同様に9%?の引上げになります。私は所得が一定以上高い人が賦課限度額が設定されているように低所得者にも賦課限度額の設定が必要ではないかと考えます。
4つ目の質問は、低所得者への軽減は、率軽減から額軽減にすべきではないかと考えます当局の考えをお尋ねします。
市長の施政方針でも出生率について、平成27年が1.34ということですが、上昇傾向にあるものの少子化を食い止める水準になっていないことに言及しています。
出生率を引き上げる施策として複数の子どもがいる世帯に均等割り分の免除を行うなどの施策をしてはどうかと考えます。
対象世帯にとってはかゆいところに届く施策であり、財政的負担も大きくない。インパクトもあると思います。
5つ目の質問は、出生率の引き上げる施策の一環として、国保料の軽減を行うことを提案しますが、当局の考えをお尋ねします。
質疑の3番目、第26号議案、平成30年度三木市一般会計についてであります。
1項目目として、三木市交通安全協会の移転先確保についての質問です。三木市が負担すべき理由についてお尋ねします。
2項目目として、スマートインターチェンジの整備についての質問です。この度の予算では3228万円ですが、インターチェンジが出来るのにどの程度の費用がかかる工事になるのでしょうか。事業全体の費用についてお尋ねします。
3項目目として、バス対策事業のうち負担金補助及び交付金(4億1276万円)についての質問です。
私は、今の三木市のバス交通者に対する補助金のあり方として2つ問題があると考えています。
赤字路線において、運行経費から運賃収入を差し引いた額が補助されていますが、これではバス事業者にとって乗客数を増やそうが減らそうが経営的に影響がないのが現状です。
1つ目に、バス事業者にとって赤字路線においても乗客数を増やす努力が出来るシステムを構築する必要があると思いますが当局の見解を求めます。
現在三木市では、市内乗車・市内降車の場合、ニコパカードを利用すると、どこでも200円で利用出来ます。そして、三木市は本来の運賃と200円との差額を運行事業者に支払っています。
200円定額運賃にしたことでバス利用者は増えています。増えた利用者分の運賃は黒字路線ではそのまま、バス事業者の利益になります。一方三木市は、利用者が増えれば増えるほど財政的負担が大きくなります。
そこで2つ目の質問です。黒字路線において乗降者数が増えれば、三木市が運行事業者に対する補助も少なくして、お互いにとってメリットがあるシステムにすべきだと考えますが当局の考えについてお尋ねします。
質疑の4番目は、第34号議案、平成29年度三木市一般会計補正予算(第6号)のうち臨時財政対策債の減額分(1億3912万円)についてです。減額理由についてお尋ねします。
次は一般質問です。一般質問の1番目は、タクシーが営業していない時間の対応についてです。
夜間に救急車で運ばれ、幸い入院する必要がなかった人が、お迎えをお願いする人もおらず、歩いて自宅まで帰った方がおられたそうです。帰宅難民にならない対応についてお尋ねします。
最後の質問です。市長の政治姿勢についてお尋ねします。
1つ目は、国の方針と三木市民の思いが異なる場合対応についてお尋ねします。
2つ目は、市長は就任以来、「声なき声を聞く」と言われています。非常に大事な視点であると思います。しかし、聞いたあとにそれをどう反映させるかが難しいところであって、大切にすべきところかと思うのです。聞いた後の対応についてお尋ねします。
以上1回目の質問を終わります。