本会議質問がありました。長い長い1日が終わりました。
今日は、大眉均議員(日本共産党) 、板東しょうご(日本共産党)、清地秀美議員(緑風)の3人が質問しました。
6月議会発言原稿
2014年9月10日
板東しょうご
日本共産党の板東しょうごです。質疑並びに一般質問を行います。
はじめに、第48号議案「子ども・子育て支援法の規定により条例に委任された基準等に関する条例の制定について」です。
1点目は、3つの基準を一括して条例にしていますが、一つ一つの条例とした方が市民にとっても分かりやすいと思いますが一括条例とした理由についてお尋ねします。
2点目に今回の条例はパブリックコメントを取っていませんが、その理由についてお尋ねします。
3点目にこの度の国の基準以上に今の三木市の水準のほうが高い施設や事業の運営状況があるのかお尋ねします。
4点目にもしあるのなら、国の基準を基準とするのではなく、国の基準より高い水準で実際に運営している部分は三木市独自の基準として書き込むべきだと考えますがいかがでしょうか。
5点目に、国の基準を基準とすることで三木市の条例・要綱・規則など変更する必要があるものがあるのかお尋ねします。
6点目に、今回の条例提案の説明では「国の基準を基準とする」と言いつつ、国の基準がどうなっているのか、具体的な基準内容はわかりません。国の基準内容と三木市の現状について委員会で頂けるのかどうかお尋ねします。
7点目に小規模保育事業について、神戸市では原則A型を実施という文言を入れて、資格者が保育をする縛りをかけて保育の質を小規模保育事業にも確保しようとしています。三木市の考え方にについてお尋ねします。
次に、第49号議案「三木市特定教育・保育施設の評価及び監査に関する条例の制定について」です。
1点目は、特定教育・保育施設の評価・監査するが、特定地域型保育事業に対しての評価・監査についてしなくてもいいのかお尋ねします?
次に、第63号議案「工事請負変更契約の締結について」お尋ねします。
1点目はアスベスト除去工事は11月の工事ですがなぜ今頃契約変更と補正予算が出てくるのか、昨年12月議会で議決が必要だったのではないかお尋ねします。
2点目は、11月の総務文教常任委員会の議論ではアスベスト除去工事として1000万円強の追加費用だという話でした。それが今回の補正予算は2200万円になっています。「数量の変更等で精査中」と企画管理部長が言ってましたが金額の差についてお尋ねします。
次は、一般質問です。はじめに、就学前教育・保育についてです。1番目の三木市幼保一体化計画案に関する2点は昨日泉議員に対して答弁がありましたので1回目の質問は省略します。
2番目に、平成22年12月21日付で三木市立幼稚園教育環境整備方針を記者発表し、別所幼稚園と別所保育所の一体化園を平成26年に開園する方針でしたが26年4月の開園とはなりませんでした。実施が遅れた理由についてお尋ねします。
3番目に幼稚園の2年保育についてです。現在2年保育が公立10園中6か所で行われています。残る4園の地域である平田幼稚園、別所幼稚園、緑が丘幼稚園、自由ヶ丘幼稚園で実施されなかったことについてお尋ねします。
4番目に三木市において幼稚園が延長保育を実施してこなかったことについてお尋ねします。
ちなみに、幼稚園教育要領には「幼稚園の1日の教育時間は4時間を標準とする」としつつも「教育時間の終了後に希望する者を対象に行う教育活動については、適切な指導体制を整え」て実施することとしています。
5番目に保育料の無料化について2点お尋ねします。
1点目の質問である無償化の時期については昨日の大西議員の答弁から国が消費税を10%にした段階で実施するとの答弁でしたので答弁は結構です。
2点目の無料化の範囲の質問ですが、これも昨日の大西議員の答弁から保育時間の認定のあった範囲だと理解しました。あと、各園の上乗せ徴収、実費徴収分がどうなるのかについてお尋ねします。
次に、旧市民病院跡地解体工事についてです。
解体工事が11月1日よりはじまりました。当初予定では3月末のには終了する予定だったと思います。様々な理由で工期が遅れたのだと思います。遅れることは理解できるのですが、地元住民には「遅れる理由、いつまでかかるのか?」など説明する必要があると思うのです。私が地域住民の方にお聞きする範囲でいうと「工事延長の説明はなかった」と怒っておられました。
1番目に3月末に解体工事が終わらないこと、或いは終わらなかったことに関して地域住民への説明は何時どのように行ったのかお尋ねします。
2番目は8/26の記者発表のあった懲罰処分についてです。
1点目は担当課長以外の処分の理由については昨日の泉議員に対する答弁があり、直属の上司であるまちづくり部長と、施工管理の委託元である企画管理部の管理責任が処分理由ということでした。私の認識が違ってなければ答弁は結構です。
2点目は部長以上の上席者が処分対象でない理由についてお尋ねします。
次に、バス交通の見直しについてです。
8月19日に総務建設常任委員会での資料で、9月1日からのバス交通の見直しの目的として『超高齢社会を見据え、市民生活の中で「移動」と「暮らし」を支える手段として、バス交通全体を再構築するための第一歩となるもの』とありますがその意味についてお尋ねします。
文脈からは「①直通バスを路線バスのバス停も利用できること②利用の少ない区間のバス停廃止すること」がバス交通を再構築する第一歩と捉えられます。
これからの超高齢社会を見据えたバス交通を再構築するには、利用者の少ない地域の効率的な移動手段は何なのかを考えることが大変重要であり、バス停を廃止するだけでは第一歩とは言えない。もし一歩というのであればそれは後ろ向きに一歩後退したことだと思います。
最後に、情報の公開についてです。「三木市審議会等の会議の公開に関する条例施行規則」第2条には「会議を開催する日の7日前までに…市役所情報公開コーナーに掲示するとともに市ホームページに掲載する」とあります。
また、第5条には「会議を開催した日から原則10日以内に、その写しと会議資料の写し所管課及び市役所情報公開コーナーに備え置くとともに市ホームページへ掲載する…」とあります。
1番目に、審議会、協議会等の日時や場所の告知方法と現状の認識についてお尋ねします。
2番目に議事録の公開方法と現状の認識についてお尋ねします。
最後の最後になりますが、私たち議会・議員としての重要な任務の一つとして、執行機関に対する批判監督権、いわゆる議会・議員が行政に対するチェック機関としての機能を果たすことです。
議員が一般質問をしたり、当局の提案した議案を審査する場合、欠かせないのが関係する資料の閲覧であり分析です。当局に対し、一般的な資料の請求と同時に、当局が保管する公文書の写しを請求し、提供を受けることは当然のことだと思います。
しかし、三木市において資料の請求は容易なことではありません。例えば、この度の議会でも議論になっている幼保一体化の問題でも「三木っこ未来応援協議会」の議事録の提供を何度も要求していますが、いまだに提供を受けていません。
この間、資料請求をして担当者から言われるのは「委員会で資料請求してください」「決済がもらえてません」という回答です。ある同僚議員は情報公開請求をわざわざして資料を集めています。
3番目の質問ですが議員活動に必要な資料請求に対する速やかな対応についてお願いするものですが如何でしょうか?
以上1回目の質問を終わります。
地域の意見交換会には、保育者の先生方、たくさんの議員さんに参加で活発な意見交換ができればよいのですが、意見交換会の参加についてフィルターがかかっているのでしょうか。
だったら余計に議会報告会を開いてほしいです。
3月の時と違って、今回はちゃんと議案に上ってますもんね。市民の関心はより高まっていますよ。
全体としての議員の方々の関心はどうでしょう。
>9月議会のあとには議会報告会は行われるのでしょうか?
現時点では9月議会終了後の予定はありません。
>地域の意見交換会には、保育者の先生方、たくさんの議員さんに参加で活発な意見交換ができればよいのですが、意見交換会の参加についてフィルターがかかっているのでしょうか。
少なくとも議員である私は市民の皆様の意見を一人でも多く聞きたいという立場で意見は控えています。
ただ、以前アンケートの出前講座のときは当局から議員の意見表明を控えるように言われました。
>だったら余計に議会報告会を開いてほしいです。
現在議会報告会は年1回以上となっています。日本共産党としては、議会ごとに報告会を行うべきだと主張しています。
ズッキーニさまのご意見を次回の議会運営員会に届けてもらうよう委員の大眉議員に伝えました。
また、ぜひ、ズッキーニさまからも議長宛(議会事務局)に9月議会終了後に議会報告会を行うよう要望してくださると、可能性は高くなると思います。
>3月の時と違って、今回はちゃんと議案に上ってますもんね。市民の関心はより高まっていますよ。
市民の関心が高まることは大変大事です!!
>全体としての議員の方々の関心はどうでしょう?
ここは、市民と議員との綱の引き合いです。市民の声を集めて、議会報告会開催にこぎつけられるよう多くの人の声を集めていただけると幸いです。