最近、渡辺直美さんのニュースを良く見るなあ、と思っていたら、日本に帰国しているんだそう。
えっ、もう日本には帰らないんじゃなかったの❓
と、勝手に理解していた私はびっくり。なんだ、アメリカで芽が出るまで頑張るんじゃなかったのか、とも思い、がっかりした感じ。
結局は、日本の芸能活動が中心なんですねえ。
渡辺直美さんには、アメリカの芸能社会で活躍できそうかも、と、これまた勝手に思っていた私なので、これまた失望。
向こうではオーディションをたくさん受けていたようですが、語学の問題で落とされていたようにご本人は話されていたようです。それなら尚更、アメリカにいるべきだったのでは、と思ってしまう。日本語だけの環境だと英語なんてすぐに忘れるから。
どういうオーディションを受けたのでしょうか。
私がなぜこんなに渡辺直美さんにがっかり感を持ってしまうかというと、アメリカのドラマや映画やバラエティには日本人の、あるいは日本系の俳優さんを殆ど見ることがないからです。
たしかに、日系人の俳優の方も多くいらっしゃると思いますが、テレビでは殆ど見たことがありません。
その代わりと言ってはなんですが、韓国系の俳優さんを多く見かけます。それも、かなり流行っているテレビドラマとかに。それもレギュラーで。
まず、グレイズアナトミーのサンドラ・オーさん。
彼女はカナダ生まれの韓国系カナダ人。なので純粋な韓国人とは言えませんが。英語は母国語ですからね。でも、初めてこのドラマを見たときには驚き以外ありませんでした。なにしろ、モロ、韓国人の風貌なのに、と言っては差別のように聞こえますが、人気テレビドラマの主役級の役柄に、アジア系の人をあまり見たことがなかったので、とっても驚きました。
また、ロスト に出演していたダニエル・デイ・キムさん。
彼も、生まれは韓国ですが、2歳でアメリカに移住したようですので、もう、アメリカ人でしょう。でも、彼もまた風貌はモロ韓国人ですが、いろんなドラマとか映画に出演しています。
そして最近は911に出演している、ケネス・チョイさん。
彼もまた、アメリカ生まれなので純粋な韓国人とは言えませんが、人気ドラマの主要レギュラーで頑張っています。
このように、私が注目している韓国系俳優さんたちは、最前線で頑張っています。そんな中、日系人といえども、最前線で頑張っている俳優さんを私はあまり知りません。
例外として、渡辺謙さんとか、真田広之さん。真田さんは、ほんとにトッキドキ、ドラマで拝見しますね。
昔は、黒人すらテレビドラマに出演することができなかったと思いますが、今はみんな平等みたいになっているアメリカのテレビドラマ。英語さえ満足にできたら、誰でも出演できるチャンスがあります。
人種も多様になっているからこそ、今がチャンスかもしれません。
ということで、たとえ英語が十分でなくてもキャラクターで頑張っていかれるかなあ、とちょっとは期待していた渡辺直美さんが、こんなに早く帰国って、ホント、拍子抜けのような感じです。
なんて、渡辺直美さんが俳優を目指しているのではないと思うのですが、バラエティにしても、あの独特の雰囲気を武器にして、アメリカでも頑張って行かれるかなあ、とも思っていたのでなおさら。
日本人或いは日系人の方が世界で売り出されるアメリカのテレビドラマの主役級の役を与えられるのは、或いはバラエティで芽が出るのは無理って話でしょうか。