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どうする家康  涙なしには見られない 氏真回。ヒストリアと合わせて見れば、氏真のことが良くわかるかもしれません。

2023-03-27 19:57:00 | ドラマ
どうする家康 第12回  氏真

涙なしでは見れない回でした。実際はどうだったのかは❓ですが。
今回の家康のドラマでは、こういう細かいところまできちんと描いてくれて嬉しいです。以前にこのブログで氏真の事を書いた時に、どうする家康では氏真と家康の関係もきちんと描いてくれるだろうか、と書いた覚えがありますが、その期待通りに描いてくれて嬉しかったです。





今までの時代劇ではあまり描かれる事もなかった家康と氏真の関係。

今回の家康さんの描き方、時々義元さんが出てくるし、駿府での生活が夢のように楽しかったように描かれているので、家康のルーツは幸せだった頃の駿府、としているのが好きですね。そういう子供の頃に受けた環境は生涯に渡って影響を与え続けると思うので、その人の人格形成においてはとても重要だと思うから。
やはり子供の頃に駿府で暮らしていたという経験がなければ、江戸幕府のような平和で安泰な世は築けない、という事を暗に含んでいるのでしょう。

BSではドラマの後にヒストリアが放送されていて、そこでは氏真さんのことがもっと詳しく放送されていました。このヒストリア、以前にも見た覚えがありますが、今回のどうする家康の氏真の回を見た後に見ると、余計に面白い、というか。

戦国時代で他の武士の皆さんは戦で血で血を洗う状況だったのに、氏真御一家は家康からのお恵みを得て、旅行三昧で和歌を楽しみ宮中との人脈作り。
それで、今川家は明治時代まで続きます。 
明治20年に直系の男子は途絶えてしまうのだそうです。 

でも、腐っても元武士なんだから、和歌に旅行にと楽しんでいる間、こんなことをしていていいのか❗️とは思わなかったのでしょうか❓思わなかったんでしょうね。嬉しくてしょうがなかったのかもしれません。

こうやって見てみると、今川家というのは江戸から明治にかけての時代ではとても必要な家だったのだと思います。幕府と朝廷とのやり取りで。また、家訓が寺子屋の教科書になっていたそうです。
幕末では若年寄に任命され、朝廷とのやりとりや江戸城明け渡しでも尽力されたようです。
その後、明治になってから直系の子孫は断絶します。もう、今川のような役割は必要ない、とも読み取れる流れです。江戸幕府とともに生き、江戸幕府とともに死んだ、ようなものです。なんという天の計らい。。
最後の当主には娘さんがいたようなので、その方の子孫はどこかにいらっしゃるかもしれないですね。

氏真があそこで武士を降りたからこそ、明治まで続いた今川家。
氏真さん、気づいていなかったかもしれませんが、したたか、ですね。

今一番興味のある戦国時代の武将は徳川家康というよりは、今川氏真ですね。戦国時代でありながら、こういう生き方って、とっても好きですね。あの時代に、こういう人もいたのか、という、、、。調略や殺し合いなどせずとも、戦国時代を生き抜き家系は続くよ、明治までって、驚きです。

今後、ドラマで氏真の再登場があるのかないのか、、。
その時はどうやって描かれるのか、それも楽しみです。

家康さんは、こういう今川家のことをあの世でどう思っているのでしょう。

それにしても、このドラマ、今この時点で三方原まで行っていない。家康が死ぬまであと9ヶ月しかないのですが、間に合うのでしょうか❓

ドラマでは、今は1569年頃。1600年までは30年ほどありますが、この30年は歴史上とっても内容が濃い時代だと思います。家康が関わった全てのことを描き切ることができるのでしょうか❓その間にも、氏真のような、歴史の重要事項とは関係がないと思われるお話も入れてくると思うので、時間がたりるのかしら。
来週は京都に行くみたいですから、まだ姉川の合戦にはならないですね。いつ、三方原になるのでしょうか。本能寺は❓




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