私はイスラム教の知識は殆どないのですが、女性を不当に扱っているような印象で、イスラム教自体をあまり信用というか現実にそぐわないものと思っていました。
ですからニュースで流れてくる、タリバンの女性に対して行ってきた数々の事柄を聞くに連れ、思い出したのは、アメリカのテレビドラマ(原作はカナダの作家、マーガレット・アトウッド) ハンドメイズ・テイル を思い出しました。
このドラマでは、出生数が少なくなったおかげでギレアドなる国が誕生したように描かれていますが、まず、女性は男性より遥かに下の位置。妊娠出来そうな女性は子供を産むだけの存在で、意思に関係なく、高官の元に子供を産むために派遣され、妊娠できるように、定期的に儀式のようにご主人様とセックスさせられるのです。子供が産めない女性は強制労働か掃除したり料理をする下働きに回されます。高官の奥様も殆ど不妊の女性で、彼女たちもご主人の言う事は絶対。意見を言うことは許されないのです。
ファッションも禁止。みんなその立場に従って、制服のようなので洋服を着せられるのです。
タリバンのアフガニスタンは、出生数が少なったからの新しいアフガニスタンではないのですが、タリバンが定めている女性の行動様式なんかみていると、そこはギレアドか、と思ってしまいます。
ブルカ着用させたり、教育を受けさせないようにしたり、お化粧禁止、その他諸々で、女性の人権なんかあってないに等しいように思えます。ギレアドもイスラム国家だったの、と、反対方向の事も考えてしまった。
本当に、このような国になって行くのでしょうか❓
タリバン幹部のインタビューでは、イスラム教に則って最低限の権利を女性に与える、とか言っていたようですが、最低限の権利とはどこまで❓
幹部はこのように言っているようですが、タリバンと言っても一枚岩ではないようで、その中にもいろいろな部族というか派閥があるようで、中には結婚されるために女の子たちを集めている、という事が既に発生しているような報道もありました。
タリバン幹部にインタビューしていた女性のニュースキャスターもどうなるのでしょうか❓
タリバン政権いきなり不穏で草
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) August 18, 2021
これ記者会見で質問してた女性大丈夫か…? pic.twitter.com/HzQbkPpE9A
しかし、今の世界はグローバルに繋がっている時代。鎖国とネット遮断を完璧にしないと、そのうち内乱がまた起こるのでは、と思ってしまうのですが。
昔と同じようにはいかないと思いますが。
ヒジャブはまだしも、ブルカを着なくちゃいけない、とはどのような気分なのだろう。
もう、お化粧もダメ、ファッションもダメ、夫に従って子供を産むだけの人生、なんてわたしには想像もつきません。
私もイスラムの教えに沿ってってどうなるのか気がかりです。
皆さん国を出たいでしょうね。
こんな事になってしまうんでしょうね。
仏教にしても 原理主義は、女人禁制の部分がいっぱい有ったり
お坊さんは、結婚出来なかったり・・・
宗教が原因とは、言いたくないですが
あまりにも凝り固まった原理主義は、結局人を不幸にしてしまうように思います。