若鷲の歌(予科練の歌)【戦時歌謡】
予科練の歌
昭和生まれの私は「予科練の歌」はもちろん聞いた事がありますが、古関裕而さんの作曲だということを、朝ドラ「エール」を見て初めて知りました。
私にとって古関さんというと、私から見るとすでに結構なお爺ちゃんで、ニコニコ笑いながら歌番組で指揮棒を振っていた姿しか思い浮かびません。
ので、あんなに昔から作曲していたとか、軍歌も作曲していた、ということは想像の域を超えていた出来事でした。
戦争も経験していたんだという、考えれば当然のことが、私の頭の中にはありませんでした。
ですから、「予科練の歌」が古関さんの作曲だったとは、驚きでした。というか、新しい発見でした。
美空ひばりさんも歌っていたんですね。
予科練の歌 ♪美空ひばり
今回の「エール」では、小関さんに召集令状が来たところが描かれていましたが、小関さんて招集令状が来るほど若かったのかな、とか、軍歌も作曲したりしているのに、召集されるのかな、と思ったら、司令部が本名の古関勇治が作曲家の古関裕而とは気づかず、召集令状を送ってしまったんだそう。
その後、なんだかんだで招集はすぐには解除されず、約1ヶ月は軍にいたらしい。
それに、この話は実際には1945年の話ですが、ドラマでは1943年と言うことになっているという事。
今後、慰問の話になるようですが、そのもっと前に小関さんは前線を訪ねていたようです。
召集されたのが、終戦間際だったので、実際には慰問ってしていないのでは❓
実際の史実とはちょっと違うストーリー展開になるようですが、この戦争が古関さんにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
それにしても、音さんが招集を解除してもらうように頼みに行った、なんて本当かな。
それに、実際は家庭に引きこもらず、二女を産んでも音楽活動に熱心だったみたいで、そのような描写がないのが残念。
妹の話は必要だったのか。
古関裕而さんが「若鷲の歌」など沢山の軍歌を作曲されていたとは知らなかったです。
若い頃、知らずによく口ずさんでおりました。
実際の話とドラマでは、原作者や脚本家の思惟が働き変わるのですね。
でも、いろいろと分かって今回は面白いです。
妹の話は本当の話なのですかね?
ドラマの中ではこれから慰問ということですが、どういう話になるんでしょうね。