イギリス王室 国王戴冠式のニュースがまだまだ流れています。
ニューズウィークだから、とってもアメリカンな意見ですが、、、。
ヨーロッパの王室というと、最近は植民地の問題がついて回りますね。オランダといいスペインといい、、、。
厳かな雰囲気の中、ジョージ王子やシャーロット王女の可愛さが目につきましたが一つ驚いたことがあります。それは
国王に忠誠を誓う
という場面。
The Prince of Wales performs the Homage of Royal Blood.
— Coronation News & Updates (@Coronation2023) May 6, 2023
''I, William, Prince of Wales, pledge my loyalty to you, and faith and truth I will bear unto you, as your liege man of life and limb. So help me God.'' pic.twitter.com/7WDd25nuac
戴冠式にこういう場面が出てくるのは初めて知りました。忠誠を誓う、なんていかにもヨーロッパの王室、という感じがしますが、今回は次期国王予定のウイリアム皇太子だけ。その昔は、王室メンバーやら貴族やの皆さんが国王や女王に忠誠を誓う儀式があったんだとか。大司教まで国王に忠誠を誓っていた、ということにもびっくりしました。
今回の戴冠式では、簡素化ということもあり、ウイリアム王子だけになったということですが、二十一世紀に王室とか貴族の皆さんとか、さらには外国の元首までもが忠誠の誓いなんてことを行っていたら、なんじゃこれ、と思う人もあるかもしれない。
私なんかも、イマドキ、こんな儀式なんてあるんだ、と不快感を表したかもしれません。今回は親子でというか、次期王位継承者だけだったので、微笑ましくも思えましたが。
では、エリザベス女王のときはどうだったんだろう、と思い調べてみたら、なんと、フィリップ王配がひざまづいて忠誠の誓いを行ったのだそう。
へぇ〜〜〜〜。
と驚きました。
旦那さんでも、忠誠の誓いかあ。当時の人たちは、これはちょっとおかしい、とは思わなかったのでしょうか。
今となっては違和感だらけ。
戴冠式もいいけど、こんなに「王は絶対君主」なんていう所を儀式で見せられてしまうと、引いてしまう、、、。国王に忠誠を誓わないと、イギリスでは生きていけないのかしら❓
と思っていたら、こういう記事も出てました。
「聖界正義の剣」「鳩の王笏」...謎のアイテム続出の戴冠式、英国人にも意味不明だった
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) May 9, 2023
<聖エドワードの王冠をかぶった国王陛下に忠誠を──イギリス人にも意味不明で時代錯誤な式典の意味>https://t.co/vsxhwB0neg#チャールズ国王戴冠式 #ニューズウィーク日本版
ニューズウィークだから、とってもアメリカンな意見ですが、、、。
が、次期国王の時には、忠誠の誓いやその他諸々の儀式はどうなるのでしょうか。
周囲からの忠誠の誓いを必要とする国王というものの存在が本当に二十一世紀に必要なのかどうか。二十一世紀に、国王に対する忠誠が必要なのかどうか、、、。ますます、イギリスの国王がなぜ存在しているのか、わからなくなりました。
ついでに、あの王冠に飾られている宝石も植民地から取ってきたものなので、原産国に返すような意見も出ているようです。当然かもしれません。
英国のチャールズ国王は6日に行われた戴冠式で、数世紀前に作られた「聖エドワード王冠」を授けられた。同国の旧植民地から採取された宝石があしらわ……
— Forbes JAPAN (@forbesjapan) May 9, 2023
→ 英国王の「聖エドワード王冠」に秘められた歴史 旧植民地から批判もhttps://t.co/gLbI8zhNm9
ヨーロッパの王室というと、最近は植民地の問題がついて回りますね。オランダといいスペインといい、、、。
ついでに、イギリス国教といえども、あのヘンリー8世が離婚するためだけに作ったもの、という知識しかなく、良い印象を持っていないのですが、、。それに、イギリス王室といえども、ドイツ人ばっかりじゃん、とか、、、。
戴冠式は見るのはとっても楽しかったのですが、忠誠の誓い、というところで、どーも理解できないことが膨らんでいる私です。