必殺仕事人2022 をようやくTVerで見終わったところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6a/48589717f39153f2259832296af12d49.jpg?1642249344)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d8/3bfc0d72f968b718da062cbf2f05d2b1.jpg?1642249452)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6a/48589717f39153f2259832296af12d49.jpg?1642249344)
結果、
期待はずれ というか それほど引き込まれるところがなかったかな
というのが正直なところ。
とは言っても、ジャニーズファンには好評だったようですが、、。
が、なんたって、最終ターゲットが小物すぎるというか、、。それに、皆さんの演技がそれほどではないので、どうしてこうなったのか、というところであまり引き込まれる事もなく、、、。
なんとなく、後味が悪いストーリー展開。って、テレビ局の報道のあり方を反省している内容ですか❓結局、報道自体が必殺仕事人にやられちゃう、という比喩ですか❓
それに、最初っから殺しのシーンが淡々と進むので、最後のメインのシーンでものめり込まなかったです。
見せ場も少ない、というか。
脚本、良くなかったのでは❓
必殺って、殺しの場面でも魅せるような描き方が多かったと思うのですが、今回は、お美代さんの殺しの場面ぐらいでしょうか、見応えがあったのは。でも、そのお美代さんもあっけなく殺されてしまって、もっとお美代さんと亥之吉さんの話を詰めて欲しかったです。
また、仕事人同士の絡みも少なく、全体的なストーリー自体がぶつ切りのような内容のような展開でした。
まあ、コロナの影響もあって地方にロケに行けなかったのかもしれませんが、美しい風景とかが出てこないので、必殺の光と闇の表現が弱く感じられました。
それに、画面も明るすぎるというか。同じ松竹でもどっちかっていうと、NHKの 雲霧仁左衛門 の演出の方が好きですね。
そこで、あの藤田まことさんの 必殺仕事人 の、1979年にテレビ放送された第一回をu-nextで見てみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d8/3bfc0d72f968b718da062cbf2f05d2b1.jpg?1642249452)
当時の時代劇って、こうだったよね、と思いながら。おっぱい丸出しの女性が出てきたり、夫婦関係を如実に表すようなことが頻繁に出てきたりはしていますが、何しろ俳優さんたちが皆さん演技達者。秀も内面に暗いところを抱えている演技が光っているし、中村鴈治郎さんの存在感はハンパないです。
藤田まこと、伊吹吾郎、三田村邦彦、山田隆夫に鮎川いずみ、そこに中村鴈治郎、そして山田五十鈴さんも加わるという、今では再現できないほどの演技人たちです。また、ライティングも光と闇を巧みに使い分けている、というか。
見比べてみると、当時の必殺は大人向け、今回の必殺2022はお子様向けのような印象。ジャニーズファン向け、とでも言った方がいいかも。
若い視聴者向けに若い歌手というか俳優さんたちを多く使っているようですが、最後の方で仲間を裏切った❓ために殺されてしまった人を演じた方って、学芸会のような感じで、、、。一気にこのドラマの評価がダダ下がり。
という事で、しばらく、藤田主水の方を懐かしく視聴するかもしれません。
が、今回の必殺、ジャニーズの影響か、視聴率が爆上がり。だそう。
必殺仕事人 視聴率
— さゆ (@sy9290) January 11, 2022
ジャニーズ率の高さに否定的な意見もあったけど、視聴率上がってて本当に良かった、、🥲#必殺仕事人 #岸優太 #西畑大吾 pic.twitter.com/1jw7Pe6DgM
ジャニーズ効果、というか、視聴率のためには、という安易なことで生き残れるのかなぁ。私の感想では、それほど魅力的な人はいなかったように思うのですが、、。
すみません、今回のキンプリの人たちには、あまり良い印象は持てなかったです。
まあ、昔の藤田主水と今の東山主水を比べたら、東山くんの方は清廉潔白すぎて、イマイチ、仕事人の闇が感じられないんですよねえ。