ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

あの日の記憶 の巻

2014年03月09日 05時05分00秒 | 日記



まもなく3・11です。

その日、あるメーカーさんの建て方の検査をする為バイクに乗って国立を走っていました。


右折して中央線のガードを潜ったところで、バランスを崩したような感覚かありました。


「 歳かな、バランスがわるくなったものだ 」


と思いました。





一方通行の細い道でした。

先の信号は青なのに車が止まっていました。

「 なにやってるんだ? 」

と思いましたが、そのうち流れ始めました。




現場に着くと人がいっぱい出ていました。

「 え!メーカーさんの現場を見ているのか、人気があるな 」

と思いました。

すると現場の職人さんが、

「 すごかったですね 」

と声をかけてきました。

「 前の家のサッシが外れそうでした 」

それで地震があったのかと解りました。

でも、その時は東北で大きな地震があったとは知りませんでしたので、まだ耐力壁も決まっていない現場に入り、2階に上がったとところで余震がありました。

余震でこれならそうとう大きい地震がどこかであったなといつも持っているラジオをつけてみると東北で大きな地震があったことを報道していました。





家には母と息子がいるので大丈夫かなと電話をかけましたが通じませんでした。

検査を終って帰ると息子が、

「 大きく揺れた、おばあさんを連れて外の駐車場に出ようと思った 」

との事、母は、

「 気がつかなかった 」

との事。

我が家は地盤が良いのか他が揺れてもあまりひどくない事が多いのですけど、家はボロなので2階にいた息子と、1階にいた母との感じ方の差?





まだまだ震災の後遺症が続いていますね。

何だかもやもやしている原因の一つになっているようです。





     「 逃げなくていいんだよ 」


    公園を歩いていたら、見かけない場所で見かけない黒猫をみつけました。

     「 お、ここにもいるの 」

    と、声をかけてカメラを向けると、大慌てで逃げ出しました。

     「 逃げなくていいんだよ 」

    と、ゆっくり近づくと、また元のところに戻ったので、カメラを向けると、

    また向こうに走って行きました。


             by ぶたころ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする