「 花は咲く 」と言う歌、良いですね。
最近歌にはほとんど興味が無くなっているのですけど、たまに良い歌だなと思うものがあります。
この前は 松たか子さんのレットイットゴー で、今もたまに聴いています。
さて、 「 花は咲く 」 ですが歌詞をよく考えてみると、これは誰が歌っているのかな?と不思議になります。
解釈はそれぞれの勝手で良いと思うのですけど、
自分 だけでなく 思い出す人 が出てくるので、生きている人が思い出していると考えると、何を残したか を思うのはおかしいなと思いました。
懐かしい街を思い出したり、昔の日々を思い出しているのも亡くなった人で、亡くなった人の気持ちになって歌っていると考えると解るような気がしました。
「 あの人を思い出す 」 で登場人物が複雑になり、あの世とこの世で次元が混じってしまう気がして複雑な感じがしますけど、「 あの人 」 も 「 あの人を思い出している人 」 も亡くなった人なのだと思うと解りやすいのかなと思いました。
亡くなった人が、暮らした街や、自分の人生を思い出している、そしてかかわったいろんな人も思い出している、でも、これから生まれてくる子供たちには希望もあるし、きっと楽しい人生になるよ、 ふと自分を振り返って、自分は何を残したのかな。
亡くなった人の心残りとか思いを歌った歌なのだなと思いました。