昨日は参りました。
朝の3時頃何だか声が聞こえるなと、母の部屋の音をモニターする機械のスイッチを入れると、
「 隣のおくさ~~ん、痛い痛い 」
などと叫んでいました。
隣はヘビースモーカーで、換気扇がこちらを向いているのでこの20年以上隣側の窓は20年間閉めっきりと言う状態で付き合いもありません。
家の前も掃除しないし、自転車を道路まではみ出して止めるような人たちなので付き合おうとも思いませんけど。
もっとも最初からこっちがあいさつしても挨拶もしない人たちでしたし。
下に降りてみるとまたポータブルトイレからベッドに移るときに腰掛けそこなったのかベッドを背中にしゃがんだ姿勢でいました。
重いんですよね、母は。
これ女性だったらベッドに戻すのは無理だと思います。
ベッドに戻そうと、こうしなさい、ああしなさいと移しやすい姿勢にかえようと思うのですけど、どうしても痛がるので苦労しました。
やっと後ろから支えてそのままベッドに倒れこんで戻しました。
おかげで私の腰も痛くなりました。
介護は腰をやられると言いますけど、まさにその通りです。
いつもは4時に起きて行動開始なのですけど、3時から起きるのはきついです。
そう言えば3時ころ紫苑さんが上に上がってきて起こされましたけど、母がベッドから落ちたのを知らせに来たのかも知れません。
その後朝の仕事をこなしました。
そうそう、背もたれ、ひじ掛け付きのポータブルトイレが夜届きました。
さっそく組み立てて母の部屋に入れようと思ったら入口でつまってしまい、そのまままた分解してやっと入れて中で組み立てました。
部屋が狭いのでちょっと大きく、母が部屋を出るのに少し苦労するかも知れないと思ったので、また分解して元の手すり無しのトイレに替えました。
あとちょっとスペースがあると手すり付きがよほど安心で良いのですけど、家の広さは何とも残念。
普通趣味でも続くかどうかわからないと思って安い物を買い、結局限界を感じて高い物に買い替えるのですけど、今回はその逆。
やはり安普請の狭い住宅にはそれに見合った物を使わないとダメなようです。
介護認定の保険証が届きました。
要介護3 思っていたより上の等級でした。
施設入居も出来る等級です。
でも、まだ私が息子であることが解るので在宅でお願いしようと思っています。
すぐそばの病院が在宅看護をやっているのでそこに今日相談しようと思っています。
昨日、昼一度帰って母と紫苑さんの食事を食べさせ、自分は3時起き昼食抜きのハードな1日でしたけど、午後の仕事を終えて帰るとまたベッドに乗れなかったのかしたでしゃがんで騒いでいました。
昼に時間が無くて 味噌汁とお茶を飲んでね、こぼさないでよ。 と言って出たのに、味噌汁をこぼしてその上に尻もちをついていました。
仕事をする間もなくその片付けと掃除、母を着替えさせてベッドにあげました。
日々、消耗します。
アルコール依存症になる主婦がいるのが解りますね。
介護している人たちはみんな同じ苦労をしています。
特に愚痴をこぼしたり相談もできない単独介護の人たち、過酷ですよね。
私も同じですよ。