旧約聖書の言葉です。
既に死んだ人を、幸いだと言おう。
更に生きて行かなければならない人よりは幸いだ。
いや、その両者よりも幸福なのは、生まれて来なかった者だ。
太陽の下に起こる悪い業を見ていないのだから。
『旧約聖書(新共同訳) コヘレトの言葉 4章』
子供が少ない、ますます生まれてくる子は少なくなるでしょう。
電化製品の発達や社会の仕組みが変わって男も女も一人で生きていける時代です。
結婚しない人は近隣でも多くなっています。
親は自分たちが生きた時代よりもっと明るく希望のある世界を信じられなければ子供を次の時代に送り込めないと思う人は増えていく事でしょう。
思い返してみてください、今までの楽しい事と苦しい事、どちらが多かったでしょう。
大昔から人間は苦労の連続。
生苦、老苦、病苦、死苦
それに加えて
愛別離苦( 愛する者と別離)
怨憎会苦( 怨み憎んでいる者に会う)
求不得苦( 求める物が得られない)
五蘊盛苦(人間の肉体と精神が思うがままにならない)
上が四苦、下を合わせて 八苦
団塊世代が多いのは戦争が終わり、これから新しい時代が来るのだと思える時代でした。
実際、どんどん新しいものが出来て楽しい時代だったと言えます。
今はどうでしょう。
団塊世代の高齢期は福祉や医療の切り捨て、長生きは幸せかなどの意見も大きくなっていています。
若い世代はそれを支える事で負担もどんどん増えていきます。
そういう時代に子供を送り込もうと思うでしょうか。
子供が増えないのは自然の成り行きでは無いかと思うのです。
でも、人間はその時代に適応できる人たちが残っていく、その時代を上手に乗り越えていく子供たちが残り、そういう子供たちを生み出す人たちが子供を育てて行くのでしょう。
ネバーエンディングストーリー の最後に 幼心の君 の手に灯る一粒の灯のように。
友人の猫さんが17歳、この年末かなり厳しい様子。
様子を聞いて、時間の問題だなと思います。
紫苑さんの場合、訪問で火葬してもらってお骨にしていただき、ペット用仏壇に収めて毎日お水を上げて供養しています。
地域の収集センターでまとめて葬ってと言うのもあるでしょうけど、いつまでも一緒にと言う事でテレビ棚の上、よく紫苑さんが走り回っていた場所が紫苑さんお場所になっています。
ペット用の小さなおりんも線香立ても装備していつも一緒です。
ま、しょうがない17歳だと長生きのほうです。
同世代の綾小路きみまろのファンで、CDとDVDを買ってみました。
CDはMP3プレイヤーに入れて持ち歩こうかな。
良いお年を!
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