ついに憧れの自家製天然酵母パンを焼きしました!!
初めて作るわりには、こだわりが多く、ふわっふわっで味のある天然酵母パンを国産小麦粉で作りたい...。
というのが私の理想。
そんなわけで、現在日本で栽培している小麦粉の中で一番輸入ものに近い、グルテン量が多く、ねばりなどのバランスがふわふわパンに適している『春よ恋』を使う事にしました。
春よ恋を詳しく知りたい方は↓
http://cakesandtea.mo-blog.jp/1997/2008/04/post_a7ec.html#comments
もともとパンはほとんど食べない家庭なのに国産小麦粉と天然酵母にこだわったハード系のパンでは、家にもっと合わない。ふわふわのパンでないならこれから先、天然酵母パンは作れない。と思っての挑戦でした。
本格的な天然酵母パンを作るには、始めに液種を作って1日1回以上混ぜながら発酵状態をみていき、ベストな状態になったら、粉とあわせて元種を作ります。元だねも毎日粉と液種を混ぜながら様子を見ていきます。ベストな状態になるまでまたそれを繰り返していきます。
仕事の合間に作って教室に置いていたのですが、休みの日には何度かひとセット持ち帰り、種を育てていきました。
そして、第1回目のパン
が焼きあがったのが液だねを作り始めてから15日目でした。
やわらかにこだわってパン生地まで柔らかにしたのですが、生地が柔らかすぎて2次発酵も 最後までべたべたでのべっとした感じになってしまいました。
ちょっと失敗...
と思っていたら、焼いたとたんみるみる膨らんで高さが出てきました!!
すごく感激!!
すごくしっとり、ふんわりで天然酵母独特の酸味もほとんどない。
いつも作っているインスタントドライイーストとスーパーキング(輸入の最強力粉)のパンと変わらない仕上がりです。酒かすの味はほとんどしませんが後味がほんのり麹の香り!?
理想が高すぎ!?と思っていたけど、理想どおりのふんわり感。そして予想以上の癖の無い美味しいパンが出来ました
しかも材料は、酒粕、春よ恋、水、砂糖、塩、バターのみ
とっても理想的。
元種さえあれば、とっても簡単にパンが作れます。お湯の温度調整もいりません。
元種さえ、毎日管理してつないでいけば、何度でもパンが作れます。
ちなみに酒粕は、冬の天然酵母。夏には不向きのようです。
だから、低温でも発酵してくれます。時間はかかりますが2日前に仕込めば、ほっといても安心だし自分の理想の時間に調整する事もでき、私向きです。
次は、食パンに挑戦!!
私に天然酵母を目覚めさせてくれた生徒さんが来る日に合わせて、試食してもらおうと仕込み中です。