1976 BMW Karmann Asso Di Quadri(ダイヤのエース)
コンセプトが一緒とは言え・・キドニーグリルなかったら、まんま、いすゞピアッツァですね(笑)
そして、このシリーズはいすゞで最後。御馴染みのピアッツァの原型、
1979 Isuzu Asso Di Fiori(クラブのエース)
結局、ハートのエースが出てこない♪(古っ)
このエースシリーズをきっかけにアウディ(VW)、いすず(GM)、BMW、現代連合が実現していたら、面白かったかもしれません。
御大ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)デザインシリーズ。
と言うより、決算期は・・書き溜めていたシリーズ(笑)
花粉症に徹夜続きの嫌なシーズンです・・。
さて、今回はジウジアーロ氏のエースシリーズを。
エースシリーズとはアッソ・デ・○○・・と名の付いたシリーズです。アッソとはイタリア語でトランプのエースを意味するので、今、勝手に命名しました(笑)
まずは、エースシリーズの長男。第一弾はアウディだったんですね。
かの有名なDMCデロリアンがジウジアーロ・デザインですが、納得。
1973 Audi Karmann Asso Di Picche(スペードのエース)
アウディからは発売されませんでしたが、この翌年にアウディの親会社であるVWから発売された、初代フォルクス・ワーゲンシロッコ(Volkswagen Scirocco)につながったような気も。
第二弾は現代(ヒュンダイ)自動車のポニー・クーペ。(アッソ・デ・フィオーリ)
1974 Hyundai Pony Coupe Asso Di Fiori(クラブのエース)
しかしこの名は当時、現代自動車がャjー・クーペとして発売する意向(結局発売されず)であったため、アッソ・デ・フィオーリの名をイタルデザインに返上。(クラブのエースは後のいすゞピアッツァに)
しかし、これが現代から発売されていたら、今よりも早く日本勢の好敵手になっていたかもしれません。
因みに同じ年代のベルトーネデザイン。
1977 Jaguar Ascot (Bertone)
ウェッジシェイプデザインが主流だったのですね。
ここ最近、ジャガーデザインがガラリと変わったのはご存知の通りですが・・
ジャガーXF(Jaguar XF)
ジャガーXJ(Jaguar XJ)も新デザインに。
この流れは遡る事20年。御大ジウジアーロ氏がデザインしたコンセプトモデル、ジャガー・ケンジントン(1990 Jaguar Kensington)に見られました。
これが発売されていれば、20年前にジャガー・デザインの潮流が変わっていたと思います。
結局このデザインコンセプトは・・ジウジアーロから(アリスト発売年1991年)同じ時期にデザインの提案を受けていたトヨタが、トヨタ・アリストとして世に出しました。
あの時の、アリストはデザインといい、当時ズバ抜けた速さといい・・憧れだったなぁ。