一日降り続いた昨日の雨のあと・・・・・・
それでも近くにこんな自然の風景が繰り広がれらていると思うと見過ごすことができなくて
今朝も早く会いに行きました。早朝じゃないと雰囲気のある桜は撮れないからです。
日があたっていない部分を探して探してお気に入りの子を見つけます。
余分な枝がない花びらが密集して姿が美しい子じゃないとカメラを向けて
もらえません。これも左上に一本枝だけがぴょーんと伸びていて私的に
はNGですが。
こんなところで撮っています。自転車は私のです。
だんだんと朝日が当たってきて、空は晴れて真っ青、見上げる
とものすごくきれいなんですが、日ががんがん当たっている
ところを撮るとこんな感じ。
平凡で全然雰囲気がありません。これは私の好みではない
写真の例です。
私は必ず日陰の部分を狙います。
カメラの設定ですが、私のカメラで言うと、ピクチャースタイルの中に
「ポートレート」というのがあります。
これは女性の肌や赤ちゃんの肌が明るくふんわりと撮れるように
色味を抑えて優しい色にしてくれます。この「ポートレート」にして
います。
さらに、詳細設定で、シャープネス、プラス気味
コントラストを弱く
色の濃さを薄く
色合いを青味に近づける
以上でぎらぎらした赤いピンクではなく優しいふんわりした色が
出ました。
カメラによっていろいろですがコンパクトカメラであれ一眼レフであれ、
こういう何らかの設定機能があるはずです。
マニュアルやボタンを駆使してカメラの機能を精一杯使ってみると
よいと思います。
これが桜以外の花だったらそうは思わないでしょう?
それなんですよね。
自転車のかごにカメラをポーンと入れて2、3分のところにこれがある。
美しいものを捜し求めているの自分の前に探さなくても一週間プレゼントのように来てくれるんです、このの桜たち。
朝夕一個一個の花びらが表情を変え、天候の具合でまた表情を変え・・・・という自然の恵みを見逃すなんてもったいなくて。
桜以外ではこうはなりません。
このさくらにかけるさくらさんの執念、
いいえ、情熱とでもいうのでしょうか、
これがすごいと思います。
さくらは古えの時代から日本人のこころを掴んで離しませんね。
たとえ、どんなに多くの短歌の題材になってきたとは言っても、この時期には桜を題材に歌を詠みたい、いいえ、詠まねばと思うわたしがいます。
さくらさんがこの時期、さくらに向ける情熱もたぶん、根底は同じなのでしょう。
それにしても、美しいものを美しく撮る。
それに向ける情熱はプロとしか言いようがありません。
オートでパチリとやってそこそこきれいに撮れるからそれ以上のことをやらない・・・・これが現状だと思います。
写真教室でも「え?こんなことができたんですか?」って自分のカメラなのに驚かれます。
カメラによっては限度があることもあるんですが、その限度まで使われていません。
一度マニュアル本をちゃんと読んでみます。
さくらの花びらはどこに落ちてもきれいですね~・・