☆史上最強の法則-海外支局☆

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UMA現る~食うか食われるか?~チョビの運命

2007-08-17 19:32:08 | ネコたちの法則
おしっこを我慢しながらも、なんとかノイバイ空港に着いたアタイですが、ここからが最大の難所です。
そう、検疫をクリアしなければなりません。

いくら日本で検疫書類をバッチリ揃えてきたとは言え、この国で通用するのかどうか?
全くもって不安です。
何てったって、グローバルスタンダードなんて屁にも思っていない国なのですから。
国際的に通用する書類でも、この国では一切通用しません。

検疫に向かおうとすると、あっちいけと手で合図。
なんだ、やる気ねえなあと思いながら、普通の税関検査へ。

そこで、きました、税関チェック!

係 『なんだそれは?犬を連れてきたのか?』

主 『いや違う。これは猫だ。』

係 『そっか。行ってよし!』

へ?いいの?書類は?提出しなくていいの?
ご主人様も、いざとなりゃ係員に袖の下に突っ込もうと思いポケットに忍ばせておいた50万ドンも使わずに済んだようです。

それにしても、この係官のセリフは意味深です。
もし、アタイが犬君だったとしたら・・・・・・
怖い、怖い・・・・
これ以上は怖すぎて考えられません・・・・・


と、残すはオシッコとの戦いだけです。

車に揺られる事2時間半。
道中、ゲージから出されたものの、いつものアタイのトイレの臭いがしないので、車の中をウロウロ。

ようやく新居に辿り着き、早速トイレの準備をして貰ったのですが・・・・

これがまた出るわ出るわ、一体何処にそんだけオシッコを溜めていたんだ?
と思えるくらいの量を放出しました。

ようやく新しい住処にも慣れた頃に、クビのあたりガスースーすることに気づきました。

驚きました!なんと円形脱毛症になっていたのです。

初めての飛行機や極限までのオシッコの我慢が、極度の緊張感をもたらしたがために毛が抜けてしまったようです。

なす術もなく放っておいたら、2週間ほどで綺麗に生え揃い、これで第3の人生がスタートできるにゃあ。

めでたしめでたし。

と思ったのも束の間・・・・・

U.M.A.に食べられそうになりました↓

■U.M.A.=Unidentified Mysiterous Animal
■別名:酔っ払いオヤジ
■必殺技:酒臭い息を吐き、相手を気絶させる。


そういえば、このU.M.A.には以前日本にいるときにも食べられそうになりました。

なぜか、いつも上半身裸で、抱っこを装いながらアタイ達を食べようとします。
コテッちゃんは、例の酒臭い息を吹きかけられて失神してしまい、白目を向いてしまいました。


でも、安心してください。アタイはこのUMAの弱点を知っています。
顔を引っかいていやればすぐに解放されるのです。

でも、まさか、身内に敵がいるとはねえ。
人生、油断禁物です。


<了>