小倉大賞典血統傾向過去6年↓
過去6年でリピーターが3頭いることもあり、傾向が掴めない。
リピーター込みの傾向ならば、1着は父ネヴァーベンド系、2着は父ミスプロ系、3着は父ロベルト系と母父ノーザン系といったところか。が、そんな傾向も今年は全く役に立たない。なんせ、今年は変則開催のため中京で行なわれるからだ。
血統傾向はアテにならないが、ハンデの傾向なら使えるかも知れないので、一応書いておくと、最も重いハンデは59kgで、トップハンデを背負わされたのは過去6年で9頭。そのうち、3着以内に入ったのは05年1着、06年3着のメイショウカイドウと07年、08年連覇のアサカディフィートの2頭による計4回ある。
対して、最軽量は04年1着メイショウバトラーの51kg。
ハンデ戦といえば、所謂「恵量ハンデ馬」の好走をイメージするが、この小倉大賞典においては当て嵌まらない。53kg以下では、前出のメイショウバトラー1頭のみで、その他は全て54kg以上。これを基準に該当馬をバッサリと切る手もあるが、もう少し細かく見てみると、54kgは1-1-0で、恵まれハンデかどうかは微妙なところだが55kgを背負った馬は0-2-1とチョボチョボ。 一方、56kg以上は、前出のトップハンデ馬2頭を含めて4-3-4と活躍している。
以上のように小倉大賞典では自身の血統傾向は使えないので、斤量に着目するしか手はないが、参考までに今開催の中京芝1800mの血統傾向を。
父SS系1-2-3、父ミスプロ系2勝、ロベルト系が父で1勝2着1回、母父で0-2-1と、てんでバラバラ。元来、中京の中距離は父SS系の独壇場であることを考えると父SS系狙いで良いかと思うのだが。それよりも注目すべきは、父で2-1-1のグレイソブリン系。この母父グレイソブリン系、特にトニービンが目立っているときは、スタミナを求められる馬場であることを意味する。そして、このトニービンを代表とするグレイソブリン系は、府中が得意なことはつとに有名だが、意外にも、直線が平坦なローカルも得意なことは、余り知られていない。
たとえ小倉で開催されていたとしても、自身の傾向ではこれといった特徴が出ていないので、もともと無理して勝負するレースではない小倉大賞典。いくらJRAの売上が落ち込んでいるからといって、我々が支援する必要は全くない。今までどれだけJRAに貢献してきたことか。JRAの売上が落ち込もうがなにしようが、要は競馬が毎週行なわれればいいだけの話。そして、幾らかでも今まで負けた分を少しでも取り戻し、被害総額を減らせれば御の字だ。心配しなくとも、余程のことがない限り、間違いなく来週以降も競馬は行なわれる。と同時に、被害総額はさらに膨らむ確率の方がかなり高いとも思うのだが。
いずれにしろ、今週は小倉大賞典を含めて、府中も京都も勝負しにくいレースなのは確か。昔から商人の間では「ニ・八はダメ」と言われてきたように、馬券も二月と八月は、一息入れる時期。マスコミは、春へ向けて始動!とか書いているが、踊らされてはいけない。実際のところ、各馬が本格的始動になるのは、春開催になってからなので、当然、馬券も春になってから、本格勝負すべき。
というわけで、今週の馬券は一休みして、明朝からしばらく放牧に出る予定。まあ、今週はもともと乗る気がしないレースばかりですが、一応、例によって予約機能で自動更新ということで。
=つづく=
過去6年でリピーターが3頭いることもあり、傾向が掴めない。
リピーター込みの傾向ならば、1着は父ネヴァーベンド系、2着は父ミスプロ系、3着は父ロベルト系と母父ノーザン系といったところか。が、そんな傾向も今年は全く役に立たない。なんせ、今年は変則開催のため中京で行なわれるからだ。
血統傾向はアテにならないが、ハンデの傾向なら使えるかも知れないので、一応書いておくと、最も重いハンデは59kgで、トップハンデを背負わされたのは過去6年で9頭。そのうち、3着以内に入ったのは05年1着、06年3着のメイショウカイドウと07年、08年連覇のアサカディフィートの2頭による計4回ある。
対して、最軽量は04年1着メイショウバトラーの51kg。
ハンデ戦といえば、所謂「恵量ハンデ馬」の好走をイメージするが、この小倉大賞典においては当て嵌まらない。53kg以下では、前出のメイショウバトラー1頭のみで、その他は全て54kg以上。これを基準に該当馬をバッサリと切る手もあるが、もう少し細かく見てみると、54kgは1-1-0で、恵まれハンデかどうかは微妙なところだが55kgを背負った馬は0-2-1とチョボチョボ。 一方、56kg以上は、前出のトップハンデ馬2頭を含めて4-3-4と活躍している。
以上のように小倉大賞典では自身の血統傾向は使えないので、斤量に着目するしか手はないが、参考までに今開催の中京芝1800mの血統傾向を。
父SS系1-2-3、父ミスプロ系2勝、ロベルト系が父で1勝2着1回、母父で0-2-1と、てんでバラバラ。元来、中京の中距離は父SS系の独壇場であることを考えると父SS系狙いで良いかと思うのだが。それよりも注目すべきは、父で2-1-1のグレイソブリン系。この母父グレイソブリン系、特にトニービンが目立っているときは、スタミナを求められる馬場であることを意味する。そして、このトニービンを代表とするグレイソブリン系は、府中が得意なことはつとに有名だが、意外にも、直線が平坦なローカルも得意なことは、余り知られていない。
たとえ小倉で開催されていたとしても、自身の傾向ではこれといった特徴が出ていないので、もともと無理して勝負するレースではない小倉大賞典。いくらJRAの売上が落ち込んでいるからといって、我々が支援する必要は全くない。今までどれだけJRAに貢献してきたことか。JRAの売上が落ち込もうがなにしようが、要は競馬が毎週行なわれればいいだけの話。そして、幾らかでも今まで負けた分を少しでも取り戻し、被害総額を減らせれば御の字だ。心配しなくとも、余程のことがない限り、間違いなく来週以降も競馬は行なわれる。と同時に、被害総額はさらに膨らむ確率の方がかなり高いとも思うのだが。
いずれにしろ、今週は小倉大賞典を含めて、府中も京都も勝負しにくいレースなのは確か。昔から商人の間では「ニ・八はダメ」と言われてきたように、馬券も二月と八月は、一息入れる時期。マスコミは、春へ向けて始動!とか書いているが、踊らされてはいけない。実際のところ、各馬が本格的始動になるのは、春開催になってからなので、当然、馬券も春になってから、本格勝負すべき。
というわけで、今週の馬券は一休みして、明朝からしばらく放牧に出る予定。まあ、今週はもともと乗る気がしないレースばかりですが、一応、例によって予約機能で自動更新ということで。
=つづく=