☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

京記の法則1~興亡史

2010-02-17 22:22:22 | 京都の法則
 その産駒のデビュー以来、芝の重賞を総ナメにしているSSだが、京都記念では、なかなかナスルーラの牙城を崩せなかった。

京都記念血統傾向過去16年↓

 父系では、SS系とナスルーラ系がほぼ二分。
公平を期すために、SSのファーストクロップが初めて出走した96年以降のそれぞれの成績を調べてみると、ナスルーラ系が7-4-3に対して、SS系は3-5-4と、ナスルーラ系の方が優勢。その内訳(94年以降)は、グレイソブリン系:5-1-1、レッドゴッド系:2-2-0、ネヴァーベンド系:1-0-2の3ラインに集約される。
 しかし、それも昔の話。昨年こそ、グレイソブリン系が3着の母父に入ったものの、父方では06年2着を最後に姿を消してしまった。思えば、現在活躍しているナスルーラ系種牡馬ではジャングルポケットとサクラバクシンオーの2頭のみである。

 一方、ナスルーラ系を駆逐したSS系だが、初出走となった96年にいきなり2着に入ったものの、その後なかなか勝ち切れずにいた。そして04年、つまりSS系産駒の初出走から10年目にして、ようやく初勝利を上げることができた。その後は、SS系一色かと思いきや、そこまでの勢いはなく、他系統にも付け入る隙を与えている。が、ここ3年で、母父にSSを持つ馬が4連対しているところがSSの凄さ。

 04年を起点に隔年で優勝しているSS系。ならば、今年は父SS系の勝つ番。しかも、一昨年同様に1~3着を独占するかもしれない。というか、是非ともそうなって欲しい。
なぜなら07年以降の3年間の血統傾向で、SS系だけを取り出すと、見事な千鳥格子が出来ているからだ。

 血統傾向の画的には、是非とも千鳥格子を継続して欲しいものだ。そして、その可能性は非常に高い。なんせ、登録馬14頭中、該当馬は10頭もいるのだから。
かといって、10頭BOXを買うわけにはいかず、人気の2頭もSS系とあっては、できれば3頭、多くても5頭までには絞りたい。

 そこで、父SS系の配合相手別の成績を調べてみたが、父SS系:3-5-4のうち、母父ノーザン系が3-3-1と圧倒的である。中でも注目すべきは、2-2-1の×ニジンスキー系だ。この母父ニジンスキー系は、父がSS系以外でも95年1着ワコーチカコ、96年2着スギノブルボン、02年3着、02年2着のテンザンセイザが該当する。また、94年2着のルーブルアクトの父もニジンスキー系であることから、ニジンスキー系を持つ馬は、昔から京都記念と非常に相性が好いといえる。となると母父にニジンスキー系カーリアン(母父カーリアンは、テンザンセイザ、シルクフェイマス、アドマイヤオーラの3頭)、SS×ニジンスキー系マルゼンスキーのスペシャルウィークを父に持つブエナビスタは、ニジンスキー系を二本持っていることになり、人気でも逆らえないということになるのだが―

=つづく=

二月の法則3~コース傾向

2010-02-17 00:00:00 | 砂王の法則
 参考までにフェブラリーSが行なわれる東京ダート1600mの傾向を↓

残念ながら、特に注目すべき血統は見当たらない。ましてや先週は重馬場なので、道悪血統が優先されるので、参考にならない。

 でも大丈夫。これだけレース数が多い時は、全体ではなく直近の傾向を参考にした方が有効。現に昨年のコース傾向では、本番当日の一連の流れが本番に見事に直結したのだ。

 当日の3Rで父マーベラスサンデー産駒が2着に入り、5Rで同産駒が1着。その5Rの2着はの父はゴーンウェスト系ジョハーが入り、続く6Rで同系を母父に持つ馬が2着。
そして、6Rの2着に入ったマインシャフトが、フェSではカジノドライヴの父として2着に入り、6Rで3着の父に入ったクロフネは、そのカジノと3着カネヒキリの母父であるデピュティミニスターの孫である。尚、1着のサクセスブロッケンの父シンクリは、フェS前までに4-1-1の傾向が出ていた。

 おそらく今年もダート1600mは、本番までに3鞍くらいは組まれるはずなので、その結果を踏まえてから穴場に走ることをオススメする。

=つづく=