河童伝説

　雨が続き鬱陶しい日が続いているようだが、競馬界には、そんな雨が大好きな血統が存在する。そう、まるで河童の遺伝子を受け継いだかのように。

　道悪得意で有名なサドラーズウェルズだが、ここまで大活躍しているとは驚いた。そしてサドラー系ではないにしろ、これまた道悪上手なグレイソブリン系、あるいは、道悪が上手いとは思っていなかったが、プリンスリーギフト系の活躍にも要注意。

　今週末、またしても馬場が渋るようであれば、この３系統を見掛けたら是非とも押さえておいた方がいいですよ。
いやマジで。

＝おしまい＝

中牝の法則1～血統傾向

　中山牝馬Ｓ血統傾向過去７年↓

　リピーターは、ウイングレット、ヤマニンベルメイユ、キストゥヘヴンの３頭。そのウイングレットの父タイキシャトルが属するデヴィルズバッグのラインを含む父ヘイロー系が４－５－３。
　そして、ヤマニンの影響もあるがマイナー血統であるパーソロン系が２勝３着１回。該当馬が出てくれば、是非とも押さえておきたいところ。

　また、今開催はここまで全て道悪で行なわれたが、参考までに中山芝１８００ｍの血統傾向を。

　中山牝馬Ｓの傾向と比べて、ヘイロー系が活躍していないが、これは道悪の影響と考えてよい。
　面白いのはナスルーラ系で、グレイソブリン系とプリンスリーギフト系の２系統のみしか出ていない。

＝つづく＝