No.15「MS-09/ドム」
H:18.6m/W:62.6t
役職は何かとツラい「係長」でス。
ホバー走行の画期的なMSなのに…。
ジャイアント・バズも強力だしね。
第2回「ドム」
ツイマッド社が開発した「ドム」は、MS単体での行動範囲拡大を狙った機体となっています。
MSは脚部を使用して移動するため、長時間の行軍には向いておらず、定期的なメンテナンスを
必要としていました。そこで同じく開発された「グフ」は「ドダイYS」との連繋で行動範囲の
拡大を行っていましたが、MSを搭載したままでの空中戦ではどうしても機動性が損なわれ、
攻撃の的となることが多く、そのままMSと共に撃墜されてしまうリスクを持っていました。
そのためジオン公国軍では、地上戦での機動性をも含めた高機動機の検討が行われた訳です。
開発を担当したツイマッド社では、熱核ジェット・エンジンによるホバー走行の採用を決定し、
同程度の推力の化学燃料ロケット・エンジンに較べ、推進剤の消費量を1/4程度に抑えることに
成功しましたが、エンジンの小型化には大変な苦労があったと言われています。
このホバー機構を組み込んだ「ドム」は、スラスターを併用することによって最高移動速度は、
時速381kmに達し、5時間もの連続使用を可能としていたようです。
その後、完成した2機の試作機の外装を整理して量産が決定し、数週間後には「陸戦型ザクII」、
「グフ」のラインは「ドム」の生産に順次移行し、アフリカ、ヨーロッパを中心に配備され、
報告書に拠りますとバリエーションを含めて600機程度が生産されてたと言われています。
また。専門的には通常仕様の「ドム」は「MS-09B」に区分されています。
以上で、第2回講義を終了いたします。
ご意見・ご質問がありましたらコメント欄に書き込みをお願いします。
H:18.6m/W:62.6t
役職は何かとツラい「係長」でス。
ホバー走行の画期的なMSなのに…。
ジャイアント・バズも強力だしね。
第2回「ドム」
ツイマッド社が開発した「ドム」は、MS単体での行動範囲拡大を狙った機体となっています。
MSは脚部を使用して移動するため、長時間の行軍には向いておらず、定期的なメンテナンスを
必要としていました。そこで同じく開発された「グフ」は「ドダイYS」との連繋で行動範囲の
拡大を行っていましたが、MSを搭載したままでの空中戦ではどうしても機動性が損なわれ、
攻撃の的となることが多く、そのままMSと共に撃墜されてしまうリスクを持っていました。
そのためジオン公国軍では、地上戦での機動性をも含めた高機動機の検討が行われた訳です。
開発を担当したツイマッド社では、熱核ジェット・エンジンによるホバー走行の採用を決定し、
同程度の推力の化学燃料ロケット・エンジンに較べ、推進剤の消費量を1/4程度に抑えることに
成功しましたが、エンジンの小型化には大変な苦労があったと言われています。
このホバー機構を組み込んだ「ドム」は、スラスターを併用することによって最高移動速度は、
時速381kmに達し、5時間もの連続使用を可能としていたようです。
その後、完成した2機の試作機の外装を整理して量産が決定し、数週間後には「陸戦型ザクII」、
「グフ」のラインは「ドム」の生産に順次移行し、アフリカ、ヨーロッパを中心に配備され、
報告書に拠りますとバリエーションを含めて600機程度が生産されてたと言われています。
また。専門的には通常仕様の「ドム」は「MS-09B」に区分されています。
以上で、第2回講義を終了いたします。
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