聖闘士星矢LC170

＜聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話＞
■第170話「生きた歴史」

シオンはネロの誘惑に屈し、立ちはだかる聖衣を打ち据えます。
その聖衣の中の一つがシオンの行動を制止いたします。
瞬間、シオンはその聖衣の中に若き聖闘士の姿を見ます。
それは、師であるハクレイの若き頃の姿でした。
シオンはこれまでの聖衣にはない熱き感情を見出し、涙します。

その涙は、シオンをネロの誘惑から逡巡させます。
これを見たネロは、鞭を取り出してシオンの首を一閃します。
大量の血溜まりに伏したシオンは、これまでの行いを悔います。

戻って、ルネの書庫－。
罪の記憶がシオンの身体を縛り、動きを封じます。
そこへ、ルネのリーインカーネーションが地獄に誘います。
しかし、動かない筈のシオンは右手で亀裂からから這い上がり、
ルネを見据え、師との決意を宣言します。

あの日、大量の血を失ったシオンは、右腕からハクレイの血を
受け入れていたようです。血液型が違うと大変なことに…。
と、シオンの身体を縛った文字の呪縛もルネの新技なのかな？