□聖闘士星矢 セインティア翔 memories
Extra memory 杯座(クラテリス)の映す未来
Extra memory 杯座(クラテリス)の映す未来
アイソンは、赤児の翔子に食事を摂らせようと、微笑みますが、
彼女は、泣くばかりで、アイソンは、笑顔が足りない?と落ち込みます。
それを見ていた響子は、代わって、翔子に食事を摂らせます。
翔子を大事な妹だという響子を、アイソンは、大人びた子だと思います。
遡りまして──
マユラは、オリヴィアから託された幼子のことを、アイソンに語ります。
教皇の弑殺からアテナを救い出した、アイオロスが逆賊として討たれ、
当のアテナが行方不明であることを伝えます。
また、オリヴィアの小宇宙に呼ばれ、ふたりの幼子を託されたことも。
この姉妹は、オリヴィアと同じ星の下に生まれているが、ひとつの星が
何故姉妹に分かれたのかは判らないが、アテナに共に寄り添う宿命にあり、
アテナの元へ届けて欲しいと、オリヴィアから託されたのだと話します。
そして、自分を呼んだ、オリヴィアの小宇宙が消えてしまったことも。
で、マユラは、行方不明のアテナを捜すため、姉妹を預かって欲しいと。
アイソンは、杯座の聖衣に姉妹を近付けると、聖衣を纏った姉妹が映り、
マユラの星見が正しいことを知り、マユラの願いを引き受けます。
後に、杯座の聖衣の水面に得体の知れない邪悪な陰を見た、アイソンは、
姉妹は、本当にアテナの元へ運んでも良いのか?と、マユラに尋ねます。
マユラは、水鏡に映るものなど如何様にも変わるとし、惑わされるなと。
ややあって──
アイソンは、マユラからの連絡が途絶え、水鏡にも何も映らぬまま……。
鴉星座の聖闘士が刺客として現れますが、アイソンは、一蹴します。
この光景を目にした響子は、わたしたちのせいか?と恐る恐る訊きます。
アイソンは、泣く姉妹を抱き締め、何も悪くないと言い聞かせます。
アイソンは、覚悟を決め、アテナの小宇宙を頼りに、城戸邸に赴き、
アテナに寄り添う星を持つ姉妹を、近くで育てて欲しいと託します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます