星矢LC外伝35

『聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神話外伝』
第35話「暗黒聖壇星座（ブラックアルター）」
※聖壇は祭壇の誤記かと思われます。

マニゴルドは積尸気冥界波を放ち、
アヴィドの霊魂の要塞を形成する亡者を
成仏させる方法を取ります。
しかし、マニゴルドの小宇宙では荷が重いようで、
アヴィドの小宇宙で霊魂は再び屋敷に定着されます。

そして、アヴィドは自身の暗黒聖壇星座の聖衣を
顕現させ、負け犬の聖衣と断じます。
曰く、ハクレイは黄金聖衣も教皇の座も手にしていない。
どれもが言い訳で、遠いジャミールで日々を過ごしている。
また、アヴィドに祭壇星座を継がせようとした、と。
アヴィドは人の下で働くために力を求めたのではなく、
自身のために力を使うために求めたのだと言い放ちます。

マニゴルドはこれを聞き、悪ガキだった頃は同じだった。
しかし、ハクレイの下で命は宇宙だと教わった、と。
そして、命は粗末にするものではないと気合いを入れ、
再び積尸気冥界波で亡者の成仏を図ります。
右手を空に翳し、屋敷統べての霊魂を成仏させます。
その力はアヴィドの魂をも冥界へと送ってしまいます。

アヴィドの最期は少し淡泊すぎる気がいたしますが…。