□聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
PART114 冥王の剣
PART114 冥王の剣
1990年 聖域──
魔鈴は、昏倒していたシャイナを起こし、これまでの経緯を話します。
ややあって。ふたりは、星矢の元に向かいます。
一応、魔鈴がマスクを手渡し、シャイナは、マスクを装着します。
車椅子に座っている星矢の胸に、ハーデスの剣が顕現します。
過去に戻りまして。
天馬の元に現れたアローンは、冥王の剣の切っ先を向けます。
そして、自らアテナを成敗しに来たと言い、天馬を剣で貫きます。
その瞬間、アローンは、正気を取り戻し、ハーデス城に連れて行かれ、
記憶が徐々に薄れ始め、天馬やサーシャの顔も思い出せなくなると……。
完全にハーデスになる前に、最後の別れを言いに来たと話します。
アスクレピオスが倒れた蛇夫宮に、星時計が突如として顕現します。
アスクレピオスが消滅し、オデッセウスが立ち上がります。
一輝たちは、彼に、沙織を救ってくれと、一縷の望みを託します。
しかし、オデッセウスは、アテナは、死なねばならぬと言います。
大きな揺れが、蛇夫宮を襲い、神殿が大きく崩れます。
オデッセウスは、この惨状を見よと。間もなく、地上は疎か、
宇宙さえも壊滅すると話し、アテナを目覚めさせ、元の姿に戻します。
オデッセウスは、アテナに、覚悟を決めるように促します。
ハーデスの剣は、現代の星矢の、過去の天馬の胸に突き刺さる中、
星時計の星屑が流れ落ち、タイムリミットが迫ります。
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