星矢LC外伝8

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』
第8話「赤い鈴蘭」

ペフコを一時外套で避難させ、闘いが再開されます。
アルバフィカはルコの技で全身を黒薔薇が浸食し、
満足に動けない状態です。
鈴蘭の園では魚座の血も無効化されてしまいます。
それ故、ルコは余裕の笑みを見せます。

一閃、ルコの技がアルバフィカを襲います。
また、弟子など師の大義を成す道具でしかないとも。
そうでなければ、幼い子供に猛毒の血の儀式など…。
アルバフィカが道具として利用されたとルコは言います。
そして、樹々がアルバフィカを覆い尽くします。
ルコは勝利を確信いたしますが…。

一帯を赤い霧が覆い、ルコの樹々が枯れていきます。
ダメージを受けたアルバフィカから出た猛毒の血が
鈴蘭を赤く染め上げていきます。
アルバフィカの血は冥界の鈴蘭ですら染めるようです。

アルバフィカはルコの言葉に静かに反論いたします。
道具としか思わない者のために命を賭けたりしない。
少なくとも、血の熱さに師の願いを感じる、と。
その姿にルコは兄・ルゴニスの姿を見ます。

アルバフィカのクリムゾンソーンがルコを穿ちます。
ペフコはその光景に落涙いたします…。

アルバフィカは弟子にとって師とは追うべき親…、
見果てぬ夢を共に追う親であると、結びます。
次号、アルバフィカは聖域に帰還いたします。

自身の血を吸わせた薔薇とか攻撃力が増しそう。