コキュートスの記憶

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聖闘士星矢 ORIGIN 前編

2019年01月17日 | 星矢
□聖闘士星矢 ORIGIN
 前編 第三の双子座

十二宮の戦いで、星矢たちがサガを討ち、そのサガが自刃した頃、
海底神殿にいたカノンは、心臓に鋭い痛みを感じ、サガの死を悟ります。
カノンは、結局は悪に徹しきれなかったお前の弱さが招いた結末だと、
サガを責め、自分はどこまでも悪に徹するのだと海皇の前で宣言します。

サガの乱から時は遡り─
教皇のシオンは、スターヒルで星見をしています。
前聖戦から約二百年が過ぎ、次世代の聖闘士が誕生する頃だと独り言ち、
中国五老峰の大瀑布の前に座す童虎にテレパシーで話しかけます。
童虎は、居眠りをしていたようで、シオンに起こされます。
ふたりは、前聖戦の黄金聖闘士たちを振り返り、彼らを追慕します。

その時、双児宮に流星が落ちます。
童虎は、告知星かと思うのですが、言い知れぬ不安を感じます。
流星が大瀑布に映し出され、星はひとつではなく、双子星で、
童虎は、さらに影のような三番目の星を見付けます。
その三番目の星を童虎は、ケールの凶星だと言います。

双児宮に向かった教皇は、ふたりの赤児を見付けます。
さらにおくるみに包まれた赤児を発見し、三つ子かと思うのですが…。
童虎がテレパシーで話しかけ、3人目がケールの凶星だと伝えます。
神話の時代から正しき星に取り憑き、災いをもたらすのだそうです。
そして、童虎は、3人目の赤児の命を絶つように言います。
シオンは、敵と言えども赤児の命を取ることはできないと躊躇します。
その瞬間、3人目の赤児が光り出し、シオンは、昏倒してしまいます。

ハーデス城─
タナトスとヒュプノスが封印されている函の前に、ケールが現れます。
今はまだアテナの封印の効力は切れてはいないようです。
ケールは、現在の双子座のふたりに何かしらを仕掛けたようで、
違和感を持ったとしても、多重人格としか見られないと話します。
そして、その第3の双子座が聖域を内部から崩壊させると微笑みます。

ケールは、ギリシア神話の女神や悪霊と言われるニュウクスの娘で、
タナトス、ヒュプノス、モイライの姉妹とされているそうです。
死の運命を司り、複数(その場合はケーレス)いるとも言われています。

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