コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

パレオロガス漂流 part1

2013年06月11日 | ゲームブック
前々回グリーンノアの決断をやりましたので、
今回はは同シリーズのパレオロガス漂流をやってきます。
これまでもゲームブックは初見から始めているので、
ストーリーをよく判らないままにやっているのですが、
今回も知らないままにやっております。

まずはアーガマのモビルスーツデッキを眺める一室で、
補給物資の搬入作業を見守るところから始まります。
言い忘れましたが、主人公はカミーユでございます。

001:
デスクに向かい、スペアパーツのリストをチェックする
アストナージに声をかけた。
「おかしいじゃないですか」
「何がよ?」
「この補給。いつもは幾らせっついてもビス1本よこさない
くせに今度は請求もしていないものまで送りつけてきた。
ついこの間ラビアンローズでメンテ受けたばかりなのに」
「良いじゃないか。くれるってモンは貰っとくさ」
「何か裏があります、きっと」
「オマエは考え過ぎなんだよ」
キミが顔をしかめた時、ドアが開いて軍服姿の女性が2人、
アストナージに歩み寄ると、揃って敬礼した。
気圧されたアストナージが黙って敬礼すると、年嵩に見える
女性が言った。
「補給艦“ガロンヌ”のブリジット=マッカーシー少尉です」
「アーガマにようこそ」
アストナージが差し出した手を握りながらも、ブリジットは
冷たい表情を崩さなかった。
「ブライト艦長にお会いしたいのですが?」
「案内させましょう、ええと…」
アストナージがキミをチラりと見た。
・ブリジットをブリッジまで案内する:194
・キャビンに残って搬入作業を見守る:178
取り敢えず、案内しておきましょう。
作業を見ていると、あとあと面倒なことになるので…。

194:
「どうぞ、こちらです」
キミはアストナージとの会話を思い出した。
この人なら何か知っているかも知れない…。
・黙ってブリッジまで行く:008
・遠回りをして話をする時間を作る:058
やはし、気になるので聞いてみましょう。
黙ってブリッジまで行くと、178のルートになるので…。

058:
キミはある一角でブリッジへの道から逸れた。
「少尉はガロンヌで何をやっているんですか?」
「キミは?」
「カミーユって言います。カミーユ=ビダンです」
「ああ…」
ブリジットの表情が初めて緩んだ。
もうひとりも驚いたような顔をする。
「ゼータのパイロットでしょ?知っているわ」
「あの…さっきの質問なんですけど」
「ええ、あの艦ではお客さんだったわ。
司令部で情報関係のことをやっているの」
「情報?それがどうして」
正面から見慣れない顔の男がやってくるのが見えた。
その時、警報が鳴った。アナウンスが敵機の接近を告げる。
・モビルスーツデッキに急ぐ:068
・男に声をかける:038

038:
「おい、ちょっと」
壁を蹴って飛んだキミが肩に手をかけると、男は振り向いた。
無表情なその彼の手には、拳銃が握られていた。
「警報が鳴っているってのに余計な商売っ気を出すからだ」
引き金にかけた男の指に力がこもるのが判る。
・男の拳銃を蹴り上げる:007
・話しかけて何とか時間を稼ごうとする:195

007:
キミは小さくバックステップしながら右脚を蹴り上げた。
・5以下:186(END)
・6以上:089

195:
キミは男を観察した。男の目は落ちつきなく辺りを探る。
「どうやって逃げるつもりだ?」
男は答える替わりに銃身でキミの腹を抉った。
その時、少し離れた角を曲がってネモのパイロットが現れた。
「カミーユ、警報だぞ。こんなところで何を」
パイロットは男の手に握られた拳銃を認めて息を飲んだ。
慌てた男がパイロットに拳銃を向けようとする隙を見逃さず、
キミは男に肩からぶつかっていった。弾かれた拳銃が宙を舞う。
壁に頭をぶつけた男は声も立てずに気絶した。
「カミーユ、急げ!後はオレがやる」
・パイロットに急き立てられ、モビルスーツデッキに急いだ:112↓

089:
ブーツの爪先が見事に男の手首にヒットした。
拳銃を落とし、手首を押さえて蹲ってしまった男の無防備な
首筋に手刀を叩き込み、気絶させる。
「これは一体?」
「工作員でしょう…多分。ガロンヌに潜り込み、アーガマを」
「まさか?でも…そうね」
拳銃を持て余していたキミは、鳴り続ける警報に気づいた。
「しまった、行かなくちゃ…コイツは任せます」
・拳銃をブリジットに渡し、モビルスーツデッキに急いだ:112

112:
キミはゼータのコクピットに飛び込み、シートに着いた。
「カミーユ!ゼータ、出られるのか?」
トーレスの声にキミは応じる。
「行けます」
「敵は混成12機だ。カタパルトは空いている、行け!」
「了解!」
ゼータがカタパルトに乗ると、虚空に放り出された。
と、ここで戦闘になるのですが、割愛して076へ進みます。

076:
ティターンズたちが引き上げ、アーガマに戻ると、
主だったクルーに招集がかかった。
ブリーフィングルームに集まった面々の前でブライトが口を開いた。
「戦闘直後で悪いが、急を要する話なので集まって貰った。
既に本艦は新しい任務のために進路を変更している。
こちらのブリジット少尉は、その任務の詳細を伝えるべく移乗した」
「ここ数週間、アクシズ内の動きを追っていたエゥーゴの情報部は、
1隻の輸送艦の存在を確認しました。艦名はパレオロガス、5万t級、
輸送艦としては大きい方とは言えません。武装は無し、あっても
対空火器が少々と言った程度でしょう。この艦は現在、アステロイド
ベルトからアクシズへ向かって航行中、既に行程の大半を追え、
数日中にはアクシズに到着します」
「この艦の積み荷も判明しています。Gガスです」
声にならぬ声が上がった。数人はイスから立ち上がっている。
「アクシズが毒ガスを使うのか!?」
「一年戦争において、コロニー住民の大量虐殺を可能にしたGガスを
アクシズが前線配備する…この使用については様々な可能性が
考えられますが、エゥーゴとティターンズ双方に向けた牽制にある
ことだけは間違いありません。
メラニー氏は、この事実を知ったコロニー住民の動揺を憂慮され、
パレオロガスの撃沈、もしくはGガスの無効化を望んでおられます。
現在、アーガマはパレオロガスの推定航路と交差するコースを
取っています。2日後には、パレオロガスと接触するでしょう」
ブリジットは一礼して下がった。
ブリーフィングルームは重い沈黙に包まれている。
「本艦は作戦中単独行動を取るが、ラーディッシュからMk-Ⅱと
Gディフェンサーが増備されることになっている。
もうひとつ、ティターンズもパレオロガスを無傷で手に入れたがる。
Gガスは宇宙に流してしまうには高価過ぎるシロモノだからな」
アポリーが手を挙げた。
「先程の攻撃は、その意図でしょうか?」
「ティターンズの連絡がそこまで密であるとは思えんな。
機数からして、我々がパトロール網に引っかかっただけだろう。
ガロンヌから潜入したと思われる工作員にしても同様だろう。
既に数名を捕獲したが、恐らく一部に過ぎんだろう」
クワトロ大尉が席を立ち、出口に向かうのに続き、ヒソヒソと
言葉を交わし、クルーたちはブリーフィングルームを出て行った。
・先の戦闘でメタスが出撃できなかった:051
・それ以外の場合:144

ちゅーこって、当面の目的が判ったところで次回に続きます。

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